2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

・・・灰色のカナリア?!

「ねぇねぇ?シルバちゃん、カナリア嫌いー?!」

いきなり聞かれても、何のことやら分からない。聞いて来たのは子犬ちゃんである。

「・・・?・・・嫌いじゃないけど・・ってーか、なに?」当然の反応でしょー。

「あのねあのねー?今日、会社に行ったら、貰い手募集してたの。引き取り手がいなくて困ってるんだって!」斯く斯く然々・・・と説明する子犬ちゃん。

「へー・・・カナリアって、何色の?」と私。まだあんまり乗り気じゃないのだ。

そこへ!子犬ちゃん元気良く「はいいろー!」!!

げげっ!!素で!“素”で言ってるよっ!!(驚愕)いや、私が寡聞にして知らないだけかもしれないが。。。だがしかしかしっ!『カナリア』ってーのは、赤だの黄色だのオレンジだのの、綺麗な声で歌う鳥のことではなかったか!?灰色のカナリアなんていたのかっ!?(驚愕)

「二羽いたけど、どっちも灰色だったー。」と、追い打ちをかける子犬ちゃん。。。

「・・・んーとねー?カナリアって赤とか黄色とかで、灰色じゃない気がするんだけど(汗)」と私。

「えー・・・そうかなー。ちらっと見ただけだからなー。。。でも、セキセイインコじゃないよ!」と、そこだけ自信有り気な子犬ちゃん。脱力する私・・・。

だいたい、この子はいろんなことを聞かなすぎる!知りたがらなすぎるのだ!!白黒キッパリはっきり、あるいは白黒キッパリ両方。課題は『中庸を行くこと』という私に対して、子犬ちゃんは大概のものがグレーでオッケー。“なぜ?”とか“どうして?”とか突っ込まないタイプなのである。

引き取り手がいないのは可哀想だし、引き受けるに吝かではない。結局生き物はなんでも好きなのだ。しかーし!セキセイインコへの夢も憧れも膨れ上がっている。病鳥の可能性も考慮せねばならない。せめてせめて、ここはきちんと『どんな種類の鳥なのか』くらいは聞いてくれぃっ!!(泣)




・・・という訳で。

カナリアじゃなかった!“文鳥”だってー!(てへっ♪)」という報告がもたらされた年の瀬なのであった。。。(やっぱり)