2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

この頃のこと

さてさて。コンビネーションフィーダーを設置して数日。我が家に文鳥たちがやって来て、二週間程であろうか*1。まだアウターバードバスはお預けのままだが、年も明け、人も文鳥もお互いの存在に慣れて来た頃のこと。

汚し屋文鳥


レティ(右)と朱華(左)
ある日。よっこらしょっとトイレに座った私。視線を落とした先に、種子を発見。。。種子?殻?!まじまじと観察するが、どう見ても文鳥たちの餌である。何故こんなところに・・・(驚)トイレを出て、よくよく部屋を見渡してみると、ベットの上にまで殻が落ちているではないか!!?文鳥たちはケージから一歩も出ていないと云うのに。。。うーん(驚)

どうやら保温用のビニールカバーも段ボール囲いもすり抜けた種子の殻*2が、知らずに踏んで歩く人間によって部屋中あっちにもこっちにも旅をしているようなのである。その結果がトイレやベットにまで落ちているという始末(笑)

「蓋付き餌箱なのに、どうしてこうなるのだ?」と云うのはごもっとも。私もそう思う。思うが、文鳥たちは食事する時・・・

  • 剥いた殻をご丁寧に蓋の上に並べる→羽ばたく→殻が四散する。
  • 嘴についた殻が気に障る→止まり木などに嘴をなすりつけながら、頭を振って殻を飛ばす。

という具合なのである。足の裏を気にせずベットに上がる人間も人間だが、夏になって保温カバーを外したらどうなることか・・・先が思いやられるよ、ほんとうに。

当然、ケージの中はもっと悲惨である。餌を銜えたままあちこち移動して食べたりするし、粟穂は一粒千切ると三粒はそのまま落下する。青菜は食べるのと千切ってポイするのと、どちらが多いか分からない有様。底に敷いた新聞紙のうねりに沿って、餌と粟穂と青菜の吹き溜まりが一日にして形成され、そこに所々チョス爆弾が落ちているのである。うーん。。。正直、「この小さな身体でよくもまぁ、こんなに汚せるなぁ!?」というのが実感であった。

寝坊助文鳥


ベットの上を探検中のレティのおしり(笑)
それまで。鳥=早寝早起き。ちょっとの物音で目を覚ます生き物だと思っていた。が、それも鳥によるらしい。

朱華は割と神経質らしく、朝お休みカバーを外す時も、夜帰宅して電気を点す時も、ぱっちり起きている。だがレティは、慣れてくるに従って、テンポがずれるようになり、終いには朱華に起こされてようやく目を開けるようになったのである。レティ、それでいいのかー?そんなことでは食べられちゃうぞっ!?(笑)

青菜狂文鳥

どんな鳥でも粟穂は大好き。カナリーシード(カナリアシード)も文鳥に好まれる。それはネットで得た知識であったが、我が家で一番の大ヒット、それが“青菜”*3。朝、餌と水を取り替えてもらって、真っ先に口にするのが青菜。午前中に口にする食べ物のうち、75%は青菜。小松菜も青梗菜も豆苗も、葉を食べ尽くし茎を食べ尽くし菜差しをほじくってまで食べているのだ!*4

青菜を食べさせようと必死の努力をしている飼い主さんもいらっしゃるというのに、レティも朱華も、「そこまで?!」という位に食べる。例えば、中くらいの小松菜四〜五枚が一日で無くなるのである。うーむ。。。引き取る際、子犬ちゃんの同僚は「親に“あげちゃうのー?”って言われちゃいましたよー(笑)」と云っていたようなのだが、どうも預かり主は心優しくも文鳥を知らない方で、青菜を一切与えていなかったのではないか、などと邪推してしまう。。。なんというのか。見ていて禁断症状の出た中毒患者みたいなのだ(ごく普通の青菜なのに・汗)。まぁ、健康には良さそうだけどね。

・・・続く。

*1:例によって曖昧な記憶。

*2:当時はまだ、副食は半月に入れており、餌箱は現在副食入れとしている中サイズを使用。ケージ前面とヒーター脇の大きな空気穴を除いた四方(上・左・右・背面)を子犬ちゃん手製のビニールカバーで覆っていた。

*3:当時。現在は“狂”とまでは行かない。

*4:もちろん大量にポイしてもいる。