2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

アウターバードバスへの道・続き02

設置二日目の夕方。散々やって、行ったり来たりに飽きたレティ。意を決して新たなチャレンジ!アウターバードバス前にジャーンプ!!


夕方、ちょっと眠い文鳥たち。レティ(手前)朱華(奥)
「チュンっ!!(危ないよっ!!)」と朱華、すかさず上段に避難して。
「・・チュン!(分かってるよー!もー!)」とレティ。
いや、マジでこんな感じなんですってば。レティの視線はアウターバードバス一直線で、ものすごーく生返事なのだ(笑)。
そして、レティはレティなりに慎重に近づき、背伸びして中を覗き見。
朱華はもう、心配で心配で心配で、上段止まり木を行ったり来たり。
「チュンっ!・・チュンっ!・・・チュンっ!!(危ないってば!駄目っ!ガブって来たらどうするのっ!!)」だそうで(笑)。

それでも最初は、右目、左目、頭を傾げて交互に覗くと、さっさと退散していたレティ。繰り返す内に、段々、大胆不敵な気分が盛り上がって来たようで、今度はケージ側面に飛び付いて覗き込む。
「チュンっ!!・・チュンっ!!・・・チュンっ!!!(レティっ!駄目っ!止めなさいってばっ!!)」上段止まり木に飛び退いて、悲鳴のような大声で叫ぶ朱華。
「・・チュ・・・!(大丈夫ー!)」レティ、それに対しても迷惑そうに(涙)。
そして、一旦退いたかと思うと、今度はケージ正面入り口の上辺りに飛び付いて覗き込むのである。はらはらどきどきおろおろしている朱華なんて、全く眼中にあらず(汗)。二回三回と繰り返した挙げ句、遂に入り口に止まったのである!!朱華もだろうけど、見ている私も驚いたよ、マジで(汗)。

入り口に止まったレティ、じろじろじろじろ・・・頭を傾げたり首を伸ばしたり背伸びしてみたり。態勢を変えつつ、またしても観察。息を潜めて見守る私。おろおろしている朱華。やがて何度か嘴を水面につけたと思ったら・・・!!ポチャ・・っと入ったのだ!しかも。最初の一回は足を浸けただけであったが、その次にはもう、アウターバードバス内探検、そして水浴び開始である。ひょえーーーっ、大胆な奴だな、ほんとーにっ!!(驚愕)

カタカタ音を立てて、アウターバードバス内をあちこち突き、合間に水を飲んでいると思ったら、突然座り込んで、いきなりパチャパチャやり始めたのだ!その間もずっと、おろおろと鳴きながら上段止まり木を往復していた朱華。突然始まった水浴びで、飛沫がかかったらしく、びっくりしたように自分の胸元を見詰め、一瞬固まる(笑)。レティ、かなり豪快な水浴びなのである(笑)。朱華、鳴くのも忘れて、一生懸命羽繕いし、飛んできたものを落とそうとする(笑)。我関せずのレティ。あっという間に水浴びを終え、さっさと上段止まり木に上がると、思いっきり身体を振るい、バサバサ翼も振るって、羽繕い開始。駆け寄ろうとした朱華、水飛沫攻撃に、慌てて止まり木の端まで飛び退く。目が真ん丸になっているよ、朱華(いや、私もであるが・笑)。

レティがあっけなくアウターバードバスを受け入れたことで、私は一安心していた。今日は上段止まり木から下りても来なかった朱華。でもきっと、明日はいける。レティが浴びているのを見たんだから、きっと大丈夫・・・なんて。すっかり「半年経っても慣れない子」のことは忘れ去っていたのである。でもね、そうは簡単に折れない奴がいたのだよ(やれやれ)。

・・・またしても続く。