2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

寝ぐず@ねむねむモード

いつも楽しみにROMさせて頂いているMail Game Collectionさんの文鳥日記*1に、インコたちの寝入り端の行動について記されていた。

そんな訳で、インコどもとは結構長いつきあいだし、それなりに生態なども分かっている人間様だが、ひとつだけ、いまだに良く分からない奴らの行動がある。

 それは「寝ぐず」。

 うとうとしている時や、気合いを入れて背中に頭をつっこんで「さあ寝るぞ!」となった時に、ごじょごじょ、ぴちぴちつぶやき始めるあれである。熟睡すると止まるので、どうやら寝入りばな限定の行動らしい。もちろん寝言でもないし、聞いていると、鳴いているのではなく、人間様や他のインコの声を真似したいわゆる「おしゃべり」である。これを延々ブツブツ続けている。
 しかも、全員がやるのかといえばそうでもなく、たとえば、歴代の鳥どもの中では、やっているのはぎっくちゃんだけである。セキセイインコは比較的寝ぐず率が高いようだが、これもまたやるのとやらないのがいたりする。やらない奴がいるということは、必ずしも生活に必要な行動という訳でもないのだろう。
 まあ見てるとかわいいからいいのだが、この行動の意味だけは、ずいぶんとインコを見てきた今も分からないでいる。
 誰か教えて。

Mail Game Collection文鳥日記 『寝ぐず』より

そういえば・・と思い返してみる私。これは、どこの文鳥でも同じなのだろうか。『文鳥様と私』(今市子・著)にも描かれていたことだが、レティも眠くなるとご機嫌斜めになる(苦笑)。そして。。。

我が家の場合


「まだお昼寝しないよ!」レティ

「寒い時は子犬ちゃんの手だよね?」朱華
例によって手の平争奪合戦をした後、それにも飽きて、ねむねむモードに入る文鳥たち。うとうとしながら「・・ピッ?・・・ピ・・?」「・・ピ・・・ピッ・・」と鳴き交わすのも恒例である。まるで「・・いる?・・・もう寝たぁ・・?」「・・いるー・・・まーだっ・・」という雰囲気(笑)。これが延々十分以上続く。お互い眠いのだから、早く寝れば良いのに(爆)。

この呼び鳴き。熟睡時にはやらず、手の平抱っこの寝入り端限定らしいが、大概レティが鳴いて、朱華が応える。ただ、いずれにしても、返事がないと突如大きな「ピッ!?(寝ちゃったのっ!?)」を発したり、眠い目を開けてパチクリし始めたりするので、眠すぎて応えられない場合には、人間が代わりに返してやることになる。

「・・ピッ?・・・ピ・・?」うつらうつらしながら、思い出したように鳴くレティ。
「・・・・・・・・・。」朱華は、手の平では、大概レティより先に寝入る。
「・・はぁーいー?・・寝々ねー?・・・」仕方なく代返するシルバ(苦笑)。
かなーり変人モードかもしれないが、シルバ家の家訓では、人でも文鳥でも、呼び掛けには必ず応えることになっている*2のだ!しかも。困ったことに、途中で起きてしまうと、相手が何処にいるのか確かめに行き、またしても手の平争奪戦からやり直しになったり、面倒なことになりがちなのである(ちょっと本音・笑)。

で、レティ。手の平争奪戦の時には勿論、ケージに戻されても、朱華の身体が、何かの弾みでちょっと触れたとか、大きな鳴き声を上げたとか、その程度のことでも気に入らないと「カルカルル・・!」と怒り捲ったり、突き落としたりする(汗)。

特にここ最近。皿巣撤去の怒りが収まらないのか、未だくっついて寝るのを拒否しているレティ*3。まぁ、怒る怒る怒る!(唖然)完全ねむねむモードでケージに戻されているのだし、朱華と違って、滅多に寝る前の夜食は摂らないのだから、先に上がったそのままの勢いで、素直に寝れば良いものを。何故多少の我慢が出来ないのか、首を伸ばして頭で8の字を描く、恐竜モード炸裂で怒り捲るのである(溜め息)。

朱華も朱華で、ちゃっちゃと食べて寝れば良いのに、ぽちぽち食べてはレティに声を掛け、上段止まり木に上がって、さぁ寝るのか・・と思いきや、また餌箱に戻ることを繰り返し、その合間に定位置の人間どもにも、視線が合うと「・・ピッ?・・ピッ?(もう寝々?抱っこお終い?)」と訴える。そして毎回、それに苛つくレティに怒られたり、どつき落とされたりを繰り返す(溜め息)。

どうして素直にあっさり眠れないものか。朱華は何をするにも、決心するまでに時間の掛かる子だから仕方ないのかもしれないが・・(遠い目)*4

そんなこんなで、夜の放鳥=抱っこから完全に寝るまで、毎晩寝かしつけるのに小一時間は要するのが、我が家の日常。これが我が家の“寝ぐず”顛末(苦笑)。

それはどうかと思う


カキカキしてー♪(レティ・手前/朱華・奥)
昨夜もそうであった(遠い目)。

ケージに戻した後。夜食を食べられるよう、お休みカバーの前面を捲り上げたまま、暫し待っていたのであるが。朱華は、「もうそれ、食べてる振りだけでしょ?!(汗)」という状態になっても、行ったり来たりを繰り返し、何度もレティに「キャルカルルルル・・!(うるさいっ!眠いんだからっ!こっち来るなよっ!!)」と怒られていた。そこでカバーの前面も下ろし、暗くすることで朱華に観念して貰おうと画策。「もう寝々ねー?おやすみね?」と声を掛け、強制的に寝かし付けたのである。

ところが。いつまで経っても寝ないのだ!此奴がっ!!(お手上げ)

暗い中で、一体全体どうしたというのか?カバーの隅を捲って覗いて見ると、なんと朱華、ケージ側面、天井近くの金網上部にしがみつき、あっち向きこっち向き、ガチャガチャ騒いで怒られているのである(汗)。困った奴だ。。。「早く寝々しなさい?もう遅いんだからね?レッちゃんも、あんまり怒らないの!」と宥め賺し、再び暗くし様子を見る。

だが更に。。。断続的に続いていた怒声が一際大きくなり、あまりのことに再び中の様子を覗くと。そこには、レティの寝場所に陣取る朱華と、恐竜姿勢でフリーズしたレティの姿が。。。何やってるんだ?!(汗)

想像するに。どうも何度も繰り返される騒ぎにキレたレティが、威嚇するに止まらず、追い掛けて突き落とそうとした挙げ句、定位置*5を外れた隙に、朱華がそこへ降り立ったものだから、更に更に火に油を注ぐ結果となったものかと。やれやれ(溜め息)。

レティも朱華も、当初のちねり癖がほとんど無くなり*6、今は甘噛みしかしなくなったように、この寝る前の恒例大騒動もそのうち収まる日が来るのであろうか。・・・甘い予測かなぁ。“寝ぐず”でぽちぽち鳴く程度なら、可愛いだけで問題無いのだが(苦笑)。

*1:注:現在はインコたちのみで、文鳥は飼っていらっしゃらない。が、過去日記ログは残されており、またそれが、現行blogも含め、とても面白いのである!鳥好きさんにはお薦め♪

*2:よって、勿論子犬ちゃんが用も無く「・・・ねぇーっ?!」と言っても、きちんと「はぁーい?」と応える。えらい・・ってか、お互い様だけど(笑)。

*3:ようやく。同じ止まり木でも、“離れていれば”許すようになった(苦笑)。

*4:ちなみに、未だアウターバードバスに入るのにも、決心が付くまで何度も止まり木を往復する。産卵、抱卵期間だけである。あっさり真っ直ぐ入ったのは(汗)。

*5:どこの文鳥もそうだと思うが、我が家の文鳥たちも寝る場所を決めている。通常、レティは上段止まり木の向かって右端。朱華はその隣りである。

*6:朱華は元々それ程酷くは無かったが、レティは・・・結構ちねり=噛み付き癖が酷くて、痛い思いをさせられたものである。