2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

覚悟

文鳥たちが安定しているせいもあって、四六時中頭の中は海松のことで一杯。「flashはどうした!」という話なのだが、昨日は眼底検査日*1でもあったので、それを口実に一日逃避。

しかし。調べれば調べるほど状況の悪さを認識する結果となり、それを信じたくない自分が更に調べてドツボに嵌って行く。悪循環。覚悟って、なかなか据わらないものだ(苦笑)。

海松の場合、週二回の皮下点滴では持たないというのが現実。毎日皮下点滴させて大嫌いな治療食だけを食べさせて、強制給餌までしても、持って半年か一年か。それだけしても現状維持出来るかどうか。腎臓機能がせめて30%残っているなら。どんなことをしてもやったかもしれない。でも、もう25%を切っているというのが、回復しない数値の示す現実。体力があったから今まで持っただけ。いつから第四期に入っていたのだろう。。。

好きに外を飛び回って狩りをして。一番重い時でも3kgあるかないかの体格の癖に喧嘩三昧。男の子相手でも向かい傷ばかり負って。不味いものは跨いで通って美味しいものだけ食べて。食餌には我が侭を通しても、きちんと躾は理解して。他の子が側で爪研ぎしていても、海松だけは柱傷など一切付けず。大きな怪我も病気もなく、そんな二十二年。

幸せを推し量ることなど出来ないが、それでも。幸せな猫生だったとの確信はある。

苦痛を長引かせるだけのことになるなら、「積極的治療はせず、緩和ケアに努めよう。」と母親と話した。私がこういう子に育てたのだから、後悔も現実も何もかも、私がまとめて引き受ける。引き受けるべきなのだ。・・・・・覚悟、しなきゃね。

*1:瞳孔を開いて眼底を覗く、先端恐怖症気味の私にとっては拷問のような検査(むー)。数時間は薬のせいでピントが合わない。