2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

どうやって伝えれば良いのか


「病院についてだって?!」(レティ・右奥/朱華・左手前)

「レッちゃんは嫌いだね!行かないからねっ!」レティ
「・・・・・・・・・。」朱華

「・・・でも・・仕方ない時もあるよね・・・。」朱華
「!?(あんなに薬を嫌がってた奴が言う科白かっ!?)」レティ

「まぁ・・具合が悪くなれば問答無用で連れて行くし。」シルバ
「・・・・・っ!!(ぎょっ)」(レティ・右奥/朱華・左手前)
文鳥団地の生活さんのBBS文鳥好きの談話室(07/4/10付スレッドNo.4325〜)にて、病院との付き合い方について話題が出ている。私も海松のことに絡めて返信させて頂いたが、この問題は本当に難しい。

まず、病気の種類による。人間で喩えれば、風邪か捻挫程度で、高熱があっても酷い痛みでも治療を受ければ必ず治る病や怪我と、進行性の癌や骨髄損傷とでは対応が異なるのと同じ。それで治ると分かっていれば通院拒否をする飼い主は少ないだろう。だが、不治であれば話は別である。人間同様、可能な限りの延命処置を施すのか緩和ケアに努めるのか、それは各人それぞれが引き受けて、考えに考え抜いた末に出す愛情故の苦渋の決断であって、誰にも何も口を挟むことは出来ない。

しかし、そもそもの大前提として、当の病院の有無が難題となって立ち塞がる。重い病や怪我であればあるほど誤診や医療ミスをも考慮せねばならないのに、それ以前に“鳥を診られる医師が近くに存在するか”が問題だなんて。風邪程度であったとしても、連れて行く先がない地域が存在するだなんて。

先週からずっと、鳥飼いと病院について考えを纏めようと四苦八苦している。思うことは様々にあるのだが、それをきちんと伝えようとすればする程、書く傍から想いが崩れて行くようで。大事なことと感じ過ぎているのかもしれないが、『想いを伝える』ということは、難しい。。。