2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

突っ走る愛を止めるもの、それもまた愛


「ねぇねぇ?」「え?」(レティ・右/朱華・左)

「カキカキして♪」「えー?」(レティ・右/朱華・左)

しょうがないなぁ(レティ・右/朱華・左)

お・・っ・・・落ちるよぉ!(レティ・右/朱華・左)
最近、朱華の生活時間感覚が狂っていて*1。軽く発情しているためだと思うのだが、午後のお昼寝をすっぽかし、一日中、よくまぁ体力が続くと感心する程“出せ!出せ!”コールをしているのである。

PCの前+甚兵衛着用というのが最も興奮するらしいので、仕方なく日中はタンクトップ+ベット脇@人間定位置での放鳥を心掛けている。何故か、朱華の頭の中では、前者の場合は営巣場所探検をする、後者では遊んで貰うという決まりがあるらしいのだ(苦笑)。

で。PCに向かっていると、やたらめったら五月蠅い文鳥が一羽出来上がるのだが。正直、人間だけでなく、現在は発情と無縁のレティにとっても五月蠅いものらしい(笑)。やはり意味が分かるだけに尚更なのか(笑)。

昨日のこと。例によって鳴き騒ぐ朱華を無視していた。

最初のうちは無言のまま、朱華の声に合わせて行動で放鳥を要求していたはずのレティ*2。それが、ふと気付くとガッシャンガッシャン金網に飛び付いて騒ぐ朱華を無視して昼寝していた・・・レティ、大物かも(汗)。

しかも、そのうちに疲れて鳴き止んだ朱華が突いてみても起きない。朱華は一生懸命に「・・つん・・?・・つ・ん・・・?(ねぇねぇ、一緒に“出せ!出せ!”コールしようよー?)」と肩の辺りを突いて促すのだが、それでも起きない。どころか、頭を背中に突っ込み、本気で寝る体勢に入ったのである!(爆)

諦め切れない朱華。今度はレティの大好きな羽繕いで気を惹く作戦に出るが、当のレティは益々頭を埋め、何度やっても断固拒否!(笑)朱華がちくちくカキカキしてやっても、その度、迷惑そうに顔も上げずにふるる・・っと身震いし、より一層深く頭を隠し直すだけ(笑)。あまりにあまりなその様子、見ているこちらは笑いを堪えるのに必死(爆)。

しかし、さすがのレティもこのままでは朱華の収まりがつかないと観念したのであろう。五分程そんな調子で過ごした後、今度はレティが朱華にお返しのカキカキを。どうも精一杯、宥めて慰めてやったつもりらしいよ(笑)*3

「そんなんで騙されてくれるんかいな?(謎)」とエセ関西弁が飛び出す程に呆れて見ていたのだが。。。愛は強し!朱華、愛するレティの言うことなら、喜んで聞くんだってよ!大して時間も掛からず、あっさり二羽揃ってお昼寝に突入してしまった。唖然呆然。私が幾ら言い聞かせても拒否してた癖にーーー!(むむむ!)

レティのための営巣場所探しでも(だから?)、レティに説得されれば止めるのかー(やれやれ)。これも“愛は盲目”って奴でしょうか(謎)。まぁ・・・束の間の静寂だったけれどもね(笑)。

*1:通常、起床時間から就寝まで、毎日ほぼ一定の時間割が組み上がっており、文鳥たちがそれを破ることはない(人間共の勝手な変更は除く)。

*2:下段止まり木とアウターバードバス手前止まり木を往復しつつ、人間を見詰めて訴えて来る(苦笑)。

*3:自分の羽繕いなら天下一品のレティなのだが、他鳥にしてやるのは下手くそ。嬉しがりつつ微妙に逃げて行く朱華を見ていると、これも笑えるのだ(笑)。