外へ行きたいよ!(海松)
仕方ないから縁側で日向ぼっこ(海松)
猫団子(風)二ヶ月ぶりの血液検査。このところ体調も安定しており、体重も2.38〜2.44kgでキープしていたので、医師は期待してくれていたようなのだが。
結果はBUN54、Cre3.6。二ヶ月前とあまり変わらず、限界数値。だが、個人的にはもっと悪い数値も覚悟していたため、それ程のショックはない。むしろ、海松への尊敬の念がわき起こる。
何とかてんかんは薬によってコントロール出来ているものの、発作が無くともあちこち辛いだろうと思う。歯が抜けているので、食べ滓が挟まり苛々し、満足に食餌することも適わない。腎臓の薬(活性炭)の影響で糞も固く、出し難く、何度も気張った挙げ句、うっかりトイレでないところで出てしまったりもする。筋力も衰え切っているため、ただ“座る”というだけのことに、一分以上も掛かる。
それでも。自力でトイレに行き。食べようとし。外へ行きたいと訴える。
曾ての気位の高い、風のように駆け回っていた海松を思う時。人である私は、どんなに辛いことかと思う。
が。当猫は、そんな自分をあるがままに受け入れ、尚、懸命に今を生きようとする。
動物って素敵だ。私の感傷なんぞ塵芥。人間より下等だなんて、決して思えない。本当に、お素敵。