2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

その歳で喧嘩はちょっと勘弁してください

日曜日。私が目撃した衝撃映像が、海松と烏との大喧嘩であった(呆然)。

朝、いつものように実家へ行ったのだが、また海松がいなかったのである。。。どうやら父親が外出する際、縁側の戸をしっかり閉めて行かなかったらしい(溜め息)。

またしても付近を呼び回る私。またしても捜索を頼まれる風。一体何度目だっ!!(憮然)

が。今回は風が動かない。庭先に下ろしても動こうとしない。不審に思うものの、仕方ないと捨て置いて自分で探索中・・・・・隣家からガタガタと物音が!

急いで覗き込んだ視線の先にあったもの。
それが。




隣家の庇の上で、烏と喧嘩中の海松の姿であったのだ(唖然)。




海松ご自慢の長い尻尾をちねる*1烏。
フゥーーーッッシャァアーーーッ!!と威嚇しながら、振り返っては猫パンチを繰り出す海松。
「・・・・・・・・・!」

ひょいひょいっと爪を避けつつ、隙を狙ってちょっかいを出す烏。
煩そうに何度も歩む肢を止め、応戦する海松。
「止めなさいっ!カア!?*2止めなさいって言ってるでしょっ!!怒るよっ!!」

何故か庇の上に置かれていたサボテン目掛け、倒れ込む海松。
私を確実に見遣りながら、追い打ちを掛けるように尻尾を攻撃する烏。
「海松っ!?早く帰ってらっしゃい!カアっ!!駄目ってば!!」

庭木戸が閉まっていることを確実に理解し、調子付いている烏。
見ている私は、何時海松が肢を踏み外すかと冷や冷やしながら、どんどんむかついていく。。。最終的には人間特権行使で。隣家に頼み込み、庭に入って無理矢理救出。

“入って来やがった!”と悟った瞬間、烏は何処かに避難。興奮し切った海松は、老化現象のせいもあってか、手を伸ばした私を即座に“シルバ”とは認識出来ず。。。猛反撃を喰らい、左手には名誉の爪傷が(涙)。とんだ大騒動である(やれやれ)。

でもね。往年に比すれば、もっさりした動きであったけれど*3、それでも一応、猫パンチが出せるような元気があると分かって良かったよ(強がり?)。

今にして思えば、烏だって本気での攻撃には見えなかったし*4。サボテンの棘も刺さってはいなかったし。終わり良ければ全て善し(ちょっと違う)。

きっと、風は烏が居ることを知っていて、隣家に呼びに行くのを嫌がったのだろう・・・風には全く狩人の血が流れていないし(汗)*5

まぁ・・・・・医師には唖然とされたけれどもね(滝汗)。

*1:嘴先で小さく銜えて捻り上げる技。

*2:シルバ家では烏(カラス)を“カア”と呼んでいる。ちなみに、猫=ネ、犬=ヌ、雀=チュンである(謎)。

*3:曾ての海松は狩人だったので(汗)。

*4:尻尾しか狙っていないし、禿も出来ていない。出血も無し。・・・尻尾の動きが面白くてちょっかい掛けただけなのか、テリトリーから追い出そうとしていただけなのか、過去歴代の恨みなのか、烏の気持ちは不明だけれども(苦笑)。

*5:獲って来るのは、パンの耳・・・(遠い目)。