2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

スペシャルイベント企画発覚

「シルバちゃんっ!大変っ!!レッちゃんが尻尾振ってるよっ!!?」
幸せな気持ちで眠りに付いた翌朝。寝惚けた頭を子犬ちゃんの声が直撃した。呆然と見遣る視線の先には、目も口も真ん丸に開いた子犬ちゃんと、全身で「しまった!」を表現する文鳥たち。。。

・・・その時始めて、昨日の朝、目撃したものを思い出したのだ。そう。昨日も、レティは尻尾を振って、朱華を誘っていたのだ。呆けていた私は、昼寝後、この重大な事実をすっかり忘れ去っていたのである。

頭を抱える私。おろおろする子犬ちゃん。何事も無かった振りを取り繕う文鳥たち。。。溜め息一つ。深々と。そして、「・・・うん。昨日も、振ってた。取り敢えず、体重測定だな。」ということに(やれやれやれ)。

結果は目を見張るものだった。信じたくない気持ちで一杯。朱華は26gのままであったが、レティはなんと、30gにまで増えていたのである(がっくり)。

もう、無理。ここまで来たら止めるのは無理だ。そもそも家に居ない時間が長過ぎる以上、どうしたって無理なのだが。それにしても一体、何時の間にそんな企みを・・・(遠い目)。

産卵抑制のために、きっちり三週間は抱卵させ、一ヶ月半〜二ヶ月は休止期間を設けようという人間共の計画は、人間自身の都合のお陰で敢えなくも崩れ果ててしまった。。。一日に二回、十五分〜三十分の放鳥になった挙げ句、週末も家事に追われて構って貰えず、暇を持て余した文鳥たちにとって、スペシャルイベントを企画するには持ってこいの環境だったのだろう。自業自得の人間共の、「そんなスペシャルイベントなんざ、要らねぇーーーっ!!」という悲痛な叫びなど、届くはずもない(悄然)。こうなった以上、早々に頭を切り替えねばならない。。。

どのみち産むなら安全に。無事に。綺麗な卵で。
たぶん。それは。♀文鳥飼いさん全てに共通する願い。当然、我が家も。

先日のレティの吐き気は、サーモスタッドの設定温度を上げることで解消していたが、産卵となるとそれだけで済む話ではない。何度も繰り返しているので、耳にタコが出来そうな勢いだとは思うが、温度を高めに設定し、十分な栄養を摂らせ、我が家ではカルシウムサプリを追加するのまで自明の理としているが、それでも、卵塞(卵詰まり)になる時はなるのである。しかも、休止期間が短めである以上、卵管脱の危険性も考慮に入れねばならない。入れたところで、初心者@飼い主では、どうにも出来ることではないにせよ、である(溜め息)。

卵塞(卵詰まり)も卵管脱も、近場に処置可能な病院があって、早期発見、早期搬送、早期治療を受けさせることさえ出来たなら、命にまで危険が及ぶ可能性は、ぐんと減る。しかし。朝出社したが最後、深夜まで帰宅不能な人間共に、どうやってそれをやれと?!(乾笑)

あーーーもぉーーーーー何も考えたくなーーいーーーーー(現実逃避)。

目を塞ぎ、耳を塞ぎ、頭を隠して、このまま冬眠したい心境になったものの。この期に及んで現実から目を逸らす程の蛮勇の持ち合わせもないので(溜め息)。一瞬、Ricebird's lovelinessのsammyさまのところのように、ネットワークカメラを設置しようかとも考えたものの、作業以外に割ける時間があったら、そもそも連日ランチも取らずにタクシー帰宅なんて醜態を晒す必要もない訳なので(溜め息)。

無力な飼い主としては、ボレー粉にカトルボーンを追加し、VETAFARMのCALCIVETを飲み水に混ぜ、後は運を天に任せて祈るしかないのであった。全く・・・やってくれるよ、文鳥たちもよぉー(遠い目)。