2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

私が甚兵衛を止めた理由

朱華があまりにも甚兵衛に執着するのには閉口させられていたのだけれど。それでも、袖を畳んで置いたり、潜るのを邪魔したりで当分大丈夫かなー・・・なんて呑気に考えていた、ある日。

何やらぶつぶつ呟きながら、朱華が袖の中に潜り込んでいた。

「あとちょっと。」「ちょっと待て。」「これだけ読んじゃうからさー。」
袖の中をごそごそ動き回るので、くすぐったいと思いつつ長文エントリに夢中になっていた。そのうち身八つ口*1から顔を出したり、身頃に移動したりし始めて、くすぐったさは更に増加。
「くすぐったいってば。」「もうちょっとなのにー。」
あと何行かで読了、良いところだったのである。活字中毒の私にとって、こんなところで目を離すのは至難の業。それを良いことに(?)ごそごそごそごそ・・好き放題探検している朱華。が。

「・・・・・?・・・ん?」
相変わらずモニタを見詰めたまま、耳を澄ますと。
「・・フッ・・・フッ!・・フッフッ!!・・・」という声が。
先程までの小さく文句を言っていた声とは違う。軽く怒りつつ威嚇する声がする。
「・・・・・。・・・え?何に?なんで?!(汗)」
さすがに気になり、何事かと覗いてみると。。。

朱華が威嚇していたのは、乳首!(呆然)

えー・・・っと(滝汗)。

それは朱華には付いてないかもしれませんが。
人間には在るのが普通です。
威嚇しないで下さい。
・・・ってか、威嚇されても困るし!威嚇したって何処にも行かないからっ!!(汗)

当然、朱華には早々にお引き取り頂いた(冷や汗)。そして、私は甚兵衛を止めたのである(溜め息)。




・・・・・・・・・。
ちねられなくて良かったー!(涙)


*1:着物の身ごろの脇、開いている部分のこと。