2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

発情(産卵)防止

二羽仲良くはしていて欲しい。しかし産卵は止めて欲しい。それが本音である。増して我が家は♀同士で無精卵確定。それを押して産むことにより、万が一朱華の身に何かあったら・・・と思うと居たたまれない(涙)*1。だがしかし。

恋愛体質と個体差


誘う朱華(左)とレティ(右)

乗ってみるレティ(上)と朱華(下)

「何だよ?」顔のレティ(上)と朱華(下)
前回の通院時に発情(産卵)防止の話をした際、医師からははっきり「個体差もあるので難しい。」と言い渡されている。ケージ内に壷巣を入れないのは当然の前提として、そうしていても「産む個体は産む。」のだそうで。本気で防止したいのであれば、ケージを分け、更に姿も見えず声も聞こえない場所に隔離し、その上で対策を考慮しないとお話にならないようなのである。何故なら「声を聞いただけで発情し、卵を宿す個体もおり、巣が無くとも出来た卵を留めることは出来ない。」から。。。

それも、人間にも恋をしてしまう文鳥のこと。レティの身代わりに人間に恋する可能性もあり、声を掛けたり手を触れたりは厳禁、餌も粗食にし、一切関わらないよう気を付けて・・・そうまでしていても「産む個体は産む。」可能性は捨てきれない。。。となると、出てくるのは溜め息ばかり(嘆息)。

これは私が更新を楽しみにしているセキセイインコ飼いの方の話であるが。二羽の内の一羽だけが、飼い主さんが手を替え品を替え、ケージレイアウトや置き場所の変更などあらゆる手段を尽くしていても、数日を経ずしてすぐにまた発情してしまうのだ。無論、セキセイインコ文鳥とは異なるのだが、それでも、それを拝見していると否が応でも医師の言葉が頭を過ぎり、諦めの心境にもなろうと云うもの。

誰しも自分の文鳥は可愛いし、辛い思いも死ぬような目にも遭わせたくはないに決まっている。言い訳めいて聞こえるであろうが、それでも、恋愛体質が変わらないのであれば、個体差に合わせて可能な範囲で対処するしかないのではないだろうか。

我が家の方針

:W200
一緒にお昼寝。レティ(左)と朱華(右)
手乗り文鳥を飼う以上、防止対策は無理な話ばかりなのだが、そもそも1Kのマンション住まいの我が家では、完全な隔離とやら自体が無理。では、どうするか。

インターバルが開くように邪魔をしつつ、万全の態勢で産ませる。

これしかないのでは。

喧嘩もするし、ろくでなしとも思っていそうだが、それでも人間には許さない“頬っぺた掻き掻き”をしてもらってうっとりしていたり、寝る時は必ずぴっとり寄り添いたがったり、ケージを分けると狂乱したり・・・結局朱華はレティが大好きなのだ。である以上、仲良くさせたい人間*2に、発情防止は不可能。

更に、ふんだんに餌を置いてはいても、発情促進用の粟玉を入れている訳ではないので、粗食にして軟卵やそれによる卵秘を起こされるくらいなら、十分なカルシウムを摂って産卵に備えてくれた方がマシ。


結局仲良し。レティ(手前)と朱華(奥)
それに。今日明日どころか、今すぐにでも産んでしまうのではないかと焦っていたが、朱華の様子を見ていると、どうもそんなこともないらしい。よって、この産卵・抱卵経過を良くよく観察し、好きなだけ抱卵させた上で、体重が増加してから皿巣を入れる等、タイミングをずらすことにより、多少なりともインターバルを開けるよう邪魔をする。

もう、私にはこれしか思い付かない。後は・・・神頼みだなっ(乾笑)。

*1:いや。これは勿論レティが産む場合でも同じことだが。

*2:お互いが嫌い合うようになれば、少なくともレティに対しての発情は収まるということである。が、したくなーい!