動物好きなら皆、小学生の頃には“飼育係”をやった経験があるだろう。子犬ちゃんも。私も。ある。
子犬ちゃんのトラウマ
小学生の頃ね？
んーと・・・低学年の頃だと思うんだけど。
飼育係をやってて、夏休みにクラスで飼ってたセキセイインコを預かって、家に連れて帰ったの。
そしたら、朝、ケージの底になんか変なものが落ちてたの。
びっくりして、すぐお母さんを呼んで、「何かある！何これ？！どうしたんだろう！？」って聞いたら、「あぁ・・・雛だねぇ。」って。
もう干涸らびちゃっててさぁ・・・・・。
（「んー・・どうしたのかねぇ。育たなくて、親鳥が落としちゃったのかもしれないねぇ。」）
うん。。。そうかもねー。
でも、小さかったし、そんな知識もないから、すごくショックだったんだ。
それからねー？
また飼育係をやった時、今度は連れて帰ってた時に、卵詰まりで死なせちゃったの。
ずっと巣に籠もったまま出て来なくて。
気が付いて、動物病院に連れて行った時には手遅れだったの。
（「セキセイインコ用の箱巣って、下の方に覗き蓋付いてなかったっけ？」）
付いてるよ？
でも、そういう時に手を入れると、すごく強く噛むんだよ！
（「あぁ、クラスで飼ってたなら荒鳥だもんねぇ。」）
そうなの。怒るんだよ。だから、覗けなかったの。
悲しくて悲しくて、作文にそのことを書いたら、先生があちこちで発表しちゃってさ。
その度に、お前が悪いって責められてるみたいな気持ちになるじゃない？
すごく嫌だったの。。。
だからね、箱巣は嫌いなの。見えないからね！
（「それで自分の飼ったセキセイインコにも箱巣を入れなかったの？」）
そう！だって、どうしてるか分からないじゃない？
（「だから壷巣もあんなに反対したんだ？」）
そうだよ！駄目なんだよ！！
見えないのは駄目なの。心配だし、怖いから。
