本日、文鳥の話題ではないので、それをお望みの方はスルー推奨で。
いないのではなく、見えない
異性愛者の友人に、「シルバ以外、ゲイなんて見たことも、会ったこともないよー！」と言われることがある。そのような時、決まって返す科白が「見たことないんじゃなくて、気が付いてないだけ。」（笑）。
道を歩いていても、電車内でも、ランチに入った店でも、私の目には明らかにゲイと映る人、至極普通に存在している（苦笑）。「何故分かる？」と聞かれても困るのであるが。。。私の“ゲイダー（ゲイを探知するレーダー）”に反応するというか、私の周囲で言うところの“額に印が付いている（額の真ん中にJISマークのような、GAY印の品質保証書が押されているイメージ）”状態というか（笑）。
勿論、判別し難い人もいるし、演じて装っているだけの人もいる。全てが分かる訳ではない。外れていることもあるだろう。男の子のゲイには疎いしね。でも、分かる相手は分かるとしか言いようがないし、中には分かりやす過ぎな人もいる。
それは、喩えるなら。同じような金髪碧眼の人が並んでいても、自身が言葉を知っていたり、風習を知っていたりすれば、おおよそどこの国の人か見当を付けられるようなもの（謎）。要は・・・観察力と慣れ？（汗）
どう見てもこっち系
会社に、どう見てもこっち系という子が一名存在する。・・・所謂“ジャリタチ*1”そのもの、に見えてしまうのだ（苦笑）。
正直、このジャリタチ君が、いつから会社にいるのか、全く記憶にない。基本的に人間嫌いな上に人見知り。職場内では仕事の一部として、モード切替スイッチで愛想良くしているだけなので、他部署の人間と自分から進んで話すなどということはないのである。
だが。どうやらジャリタチ君。モデル並の美貌とプロポーションを誇る、会社の受付嬢*2にご執心ぽい様子（に見える・笑）。受付嬢がこの子になってから、連れ立って喫煙所を訪れるのと、良く顔を会わせるようになったのである。そうして、まず会話。というか、口調に耳を引かされて、その存在に初めて気が付き、一目見た瞬間、私の中では確定したのである（笑）。
しかしだね？流石の私でも、まさか「レズだよね？」とか、「女の子、好きでしょ？」とか、当人に訊く訳にもゆかず。まして、私自身がカミングアウトに対して頓着していない*3からと云って、誰かに「あの子絶対、そうですよ。」などとは、勿論、まかり間違っても言えず（当たり前だってーの！）。
ただただ。喫煙所での短い逢瀬で、さり気なさを装いつつ懸命に好意を伝え、歓心を得ようと奮闘する様子を横目で眺めているだけ。微笑ましくて可愛らしくて、笑いを噛み殺すのに必死の努力をしながら（笑）。ここで笑ってしまったら、明らかに迷惑＆妨害になってしまうからね！（爆）
でもでも！私一人の胸の内に仕舞い込んでおくには、楽しすぎる話題なのだ！他人の片想いほど、見ていて胸が暖かくなるものはないではないか！（笑）
他人の恋愛は私に幸せをくれる
私は、他人の片想い話もノロケ話も大好きである。辛くない恋愛話を聞くのが好きなのだ。だって。すごーく幸せな気持ちになる（笑）。自分自身の状況がどうであっても*4、羨ましいとも妬ましいとも思わないのは、たぶん、話者に感情移入して自己同一視し、恋愛小説を読んでいるような感覚で聞くからなのだと思う。むしろそれ故に、幸せであればある程良い（笑）。見ているだけでも良い。蕩けるような笑顔もはにかむような笑顔も、私に沢山の幸せをくれるから（笑）。
で、子犬ちゃんへの日報*5に“今日のジャリタチ君”が日々登場することになってしまった今日この頃（笑）。
先日は「なに？○○（受付嬢）のことが好きなのか？」と突っ込まれ、「勿論そうですよー（笑）。」とあっさりスルーしていたジャリタチ君。聞いていた、こちらの方がどきどきしたというのに、その手慣れたスルーが・・・切ないねぇ。きっと、何度もこういうことがあったんだろうと思わせる、その、慣れ（苦笑）。
一体どうなることやら。・・・まぁ、無理だとは思うけれど。でも、頑張り給え（笑）。喫煙所の陰から応援しているよ（笑）。
*1:意味が分からない方は、分からないままで（汗）。
*2:この寒い中、毎日、お臍の見えるようなタイトなTシャツや胸元の大きく開いたカットソーに、ローライズジーンズやミニスカート+ヒールの高いロングブーツという出で立ち。それがまた！めちゃくちゃ似合っていて、しかも性格も良いという、非の打ち所のないお嬢さんである（感心感嘆）。ただ・・残念ながら、私の好みではない。
*3:現在の会社内では、仕事上だけの付き合いに終わる可能性が高いので、誰にも話していないが、以前の会社ではチームのほぼ全員が知っていた。
*4:八年同棲していて振られた直後でも（汗）。
*5:私は毎日、今日あったこと、感じたことを逐一報告するタイプ（汗）。
