2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

レティの「断固孵化させるぞ!」宣言(無理)

振り返ってみると。レティは今回が初の産卵だったというのに、忙しさにかまけて良く見ていてやれず、可哀想なことをした。盛大に褒めてはやっていたものの・・・ちょっと不憫(涙)。

でも。もっと不憫なのは朱華かもしれない。。。

レティの誤解と酷い仕打ち


えぇーいっ!(レティ)

やあっ!(レティ)

ちょっと疲れたかも・・(朱華)
どうもレティは雛が欲しいらしい。いや、勿論朱華だってそうなのだが。何故かレティは頑なになっているのである。

前回の抱卵終了から約一ヶ月半、再設置した皿巣に籠もるようになるまで、レティは朱華と共に寝ることを拒否し続けていた。朱華が「・・キュー・・・キュー・・・」と可愛く鳴いて頼んでも、無視。隣りに上がって、そろそろと静かに近付いて寝ようとしても、「キャルキャルルルー!カルルー!!」と怒鳴りつけ、突いて追い払うのみ。・・羽繕いは受ける癖に・・・(溜め息)。

そして、今回。産卵準備のために朱華が巣籠もりするようになって、ようやく一緒に寝るようになったのであるが、その頃、私は毎朝おかしな鳴き声で起こされていた。

「・・キュィイー?キュィイー?・・キュイィイイイーィッ?・・・・ッギュイィーイ!・・・ッギュイィーウィイイッ!・・」

単なる甘え鳴きとは違う。語尾の上がった大きな鳴き声と、悲鳴混じりの濁音が入った鳴き声。。。何だと思われる?(苦笑)

現場を目撃するまで、さっぱり分からなかったのだが。実はレティ。お腹に卵を抱えて巣籠もりしている朱華を、思いっ切り踏ん付けていたのである(唖然)。それも、皿巣の縁から、わざわざ朱華の背中に飛び降りて、何度も往復(呆然)。正直、目を疑ったよ。そりゃあないだろ、レティ!!(愕然)

意訳させて貰うなら。「・・痛っ?痛いよー?・・痛いってばー?・・・・っく・苦しいっ!・・・ぐっ・・止ーめーてーよーーーっ!・・」というところか。。。可哀想な朱華(泣)。それでも甘え声を含ませて訴えるんだな(涙)。

レティは完璧に誤解している。前回の卵が孵らなかったのは、朱華のせいではなく、無精卵だったからだ!朱華はちゃんと立派に抱卵していたではないか。確かにレティも良く協力していたし、二度もお呪いまでして、偉かったよ。でもね?世の中には孵らない卵というものもあってだねぇ?何でも思った通り、上手く行くとは限らないのだよ?(汗)


卵があった頃(朱華)
そして更に。通常、文鳥は孵化日を揃えるために、三個程度卵が貯まってから抱卵を開始するらしいのに、今回、朱華は一個目から完全抱卵態勢に入らされている。勿論、レティに強要されて(たぶん)。

前回はまだ、産卵当初は十分程度遊んだりしていたのに、今回は全く無し。自主帰籠まで、ぐるっと一周(あるいは真っ直ぐ巣材徴発)計一〜二分だったり、開けても全く出て来なかったり。二羽揃って出てくることなんて、滅多にない。そりゃもう、完璧な交代制抱卵態勢。・・・・・。・・・今回も無精卵なんですけどね(滝汗)。

今から、孵化しないと判明した時のことが心配。熱心過ぎて恐ろしい。どうなっちゃうんだろう(遠い目)。・・・誰か、この我が侭文鳥に、望み通りにならないこともあると理解させてやってくれ(嘆)