2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

取り敢えず完治@卵管脱

昨日の診察で、取り敢えず病院とは縁切りとなった(安堵)。その診察顛末をば。※医師に教わった応急処置法については、1/30のエントリ卵管脱まとめに追記済みなので省略。

待合室は大混雑

私の運動性能がUPしたわけはないのだが、何故か上手く朱華を掴まえられたので、そのまま移動用キャリーに放り込む。ものすごーく嫌がって、狭いキャリー内で三角飛びをする朱華。これは分かる。しかし、レティまで大騒ぎするのには参った。また引き離されるとでも思ったのだろうか。キャリーバック@子犬ちゃん謹製に入れられ、声を上げなくなった朱華の様子に更に不安が募ったらしく、鳴いて鳴いて鳴いて呼び続ける。せっかく擦れ声ではなくなったところなのに。朱華が帰っても意地悪してた癖に(苦笑)。でも、心配するのも仕方ないことなので、懇々と病院へ連れて行く理由を説明し、お留守番を頼む。不満顔のレティ。なるべく早く帰って来るからさー!(汗)


抱っこは大事!(朱華)

お休みなさい♪(朱華)
病院へ着くと珍しく大混雑(三組待ち+私の後に一組)。しかし、こんなんでやっていけるのかと不安になるような閑散ぶりよりかはマシ。今日は緊急ではないので、気持ちが大きくなっているのだ(笑)。

一人はサザナミインコの雛連れのお姉さん。つい先日の土曜日、結膜炎などの治療が終わり、ようやく元気になったと思ったら、今朝また具合が悪くなっていたらしい(中一日かい・汗)。「ペットショップで具合が悪いまま放って置かれているのを見かねて、病気持ちなのを承知でお迎えしたから仕方ないんだけど。。。早く元気に遊べるようになって欲しい。」とのこと。格好良いプラケースに入れて貰ってた雛ちゃん、めっちゃ優しい良い飼い主さんに巡り会えて良かったねぇ!(涙)

もう一人は子連れのセキセイインコ飼いさん。あまり話さなかったのだが、どうやら迷子を拾ったらしい。手を尽くして飼い主捜しをしたのに、見つからなかったんだそうな。それだけ飼育数が多いということなんだろうけど、セキセイインコって、よく迷子になるんだなー。うちも窓の開閉には気を付けよう(汗)。

三人目は先週見舞いに来た時にも会った、ものすごーく上品で優しそうな文鳥飼いの女性。朱華を見覚えていて声を掛けて頂いたのだが、もうずっと、何十年も亡くなる度にお迎えして、五歳違いくらいの文鳥二羽を飼う生活を続けていらっしゃるらしい。今回は若い白文鳥がケージに爪を引っ掛けてしまい、藻掻くうちに翼を強打して骨折、脚も捻ってしまって来院したのだと云う。「朝方バタバタする音を夢現に聞きながら、起床まで様子を見に行かなかった私のせいなの・・・(涙)。」と大層後悔していらした。良く聞く事故であるし、私にも他人事ではない。爪切りすること、注意を怠らないこと、心せねば!で、あまり人慣れしていないという白文鳥ちゃん。私が覗き込むとキャリー代わりのケージの隅で小さくなっていた(笑)。でも、経過は良好らしいので、本当に良かった♪

四人目の方も文鳥飼いさん。お見舞いにいらしていたのだが、何で入院中だったか失念(記憶力が・・・汗)。悠々自適生活を過ごしている雰囲気の男性。朱華を見て「うちの子にそっくりだねー!本当に文鳥って可愛いよねぇ!」と目を細めていらした(笑)。この方、ご高齢だけあって、鳥専門病院が出来始めた頃からあちこち通っていらしたらしい。都内にお住まいなのに、浦和まで通っていた時期もあるとか。浦和とはたぶん、柏に移転したあの医師のところだと思うのだが(謎)。当時は新幹線で通って来るような飼い主さんも多かったそうで、都内在住で数少ないとは云え病院を選べる時代になったことを喜び合う。後は全国にも少しでも増えて、辛い経験をする飼い主さんが減ることを祈るのみ。。。(遠い目)。勿論、専門病院皆無の時代もご経験されているこの文鳥飼いさん、その頃は色々と胸を痛めることもあったらしい。朱華の卵管脱を聞くと「良かったねぇ!卵管脱で亡くしてしまった子もいるから・・・本当に良かった。うんうん♪」と我が事のように喜んで下さった(感涙)。

今回、ちょっと驚いたのが、文鳥飼いさんお二人、どちらも粟穂を知らなかったこと(汗)。ものすごーくベテランな方々だけに、どうしてなのか謎。昔は存在しなかった餌なのか?(謎)うちの文鳥の好物だとお話すると、興味を持たれたようであった。我が子に美味しいものを食べさせてやりたい気持ちは、飼育歴に関わらず共通なんだよなっ(笑)。

そうやって私が色々お話を伺っている間、朱華は白文鳥ちゃんではなく、何故かセキセイインコちゃんと会話していたよ(汗)。白文鳥ちゃんが人見知りだったから?ってか、セキセイインコのチルリル語って文鳥に分かるんだね(びっくり)。

診察

さて。どんな診断が下るのか、どきどきしながら診察室に入り、その後卵管脱の気配は無いこと、薬水を拒否して一時体重が落ちたこと、チョスの黄色い染みが気になること、ケージレイアウト変更はレティにしか効かないこと等説明。医師に「病院では飲んでいたのに・・・家では甘えが出るんでしょうかねぇ。」と言われてちょっとへこむ(やっぱり甘えか!)。

体重は23g。視診では腹部の腫れも収まっており、総排泄腔出口の状態も良好。骨盤も閉じているし外見的には問題無し。懸案のチョスの黄色い染みに関しては糞検査をすることに。尿酸部分は黄色くなっていないことから、重篤な問題ではない可能性が高いものの、肝臓の不調に由来することが考えられるため。例によって、腸内細菌状態、消化状態、肝機能状態の三項目を電子顕微鏡にてチェック。顕微鏡を覗く医師と共にモニタを眺める。


ふくふくになっても窪んでいる(朱華)
と。モニタに変なものが!何これ何これ何これ?!なんだか昆虫の脚のような、滴を引き延ばして連結させたような変なものが写ってるんですがっ!!?(驚)

ぎょっとして、医師に問うと「・・あぁ!これは羽根の一番小さいパーツですよ(笑)。」とのこと。電子顕微鏡で見ると、こんな変な形に見えるんだそうだ。本当に昆虫の脚のようで、変な物を喰ったのかと思ったよ。。。(とほほ)*1まぁ実際、なんだか青い人口繊維は喰っていたのだが(汗)*2

しかし、びっくりしたのはそれ位で、三項目共に問題無し!肝機能を診る脂肪消化状態に関しては、竹炭を食べているせいで脂肪分が吸着されてしまった結果かもしれず、ちょっと謎も残る。が、順調な回復ぶりではあるので、薬は出さずにこのまま経過観察ということに。ほっと一安心(やれやれ)。念のために、応急処置法を伺って退室。・・・当分、縁が切れると良いのだが(祈)。

ちなみに朱華。さすが羽根が糞に混じるだけあって、胸の窪みは自分で噛み千切った結果らしいよ。「抜けているのではなく、先端が千切られたために窪んで見えているだけのことなので、次の換羽まで直らないでしょう。」って。せっかくの美文鳥が・・・(溜め息)。あ!もしかしたらレティがやったのかもしれないが(謎)。

帰宅早々怒られる


聞いてあげる?(朱華)

聞かなくちゃ駄目?(レティ)
ちょっと寄り道して、朱華を連れたまま神社にお礼参り、薬局にも寄って早速色々購入して帰宅。ドアを開けた瞬間から呼び鳴きをしていたレティは、室内に入ると更にヒートアップ。まだキャリーバックに入ったままだというのに、朱華まで応え出したから熱の入りようも尋常ではない。

「はいはいはい。帰って来たよー。」と言いつつ、朱華を解放。まっしぐらにケージに戻る朱華。大喜びのレティ。再会を喜ぶのは良いのだが、いきなり二羽揃って尻尾を振り始め、唖然呆然、慌てて止めに入る(汗)。何を考えているのやら。やっとやっと良くなったばかりだと言うのに(困惑)。

その後、二度三度と続く度に邪魔をし、最後には滔々と説教!(怒)分からなくたって構うものか!!*3

二羽の目を交互に見詰めながら、言い聞かせた甲斐があったのか、その後尻尾振り合戦はしていない。が、未だに営巣場所探索は実行中(溜め息)。お願いだから今シーズンは止めてくれ!!

最後に。

ご心配をお掛けしたみなさま。本当にありがとうございました!(ぺこり)

診療費

項目 内訳 小計
再診料 1,000×1 ¥1,000-
糞便検査料 500×1 ¥500-
合計   ¥1,500-

*1:保護共生同居中の蜘蛛たちとかね!(汗)

*2:タオルケットかシーツか、それともパーカーか何か?(謎)いずれにしても、遊んでいる最中に何でもかんでも齧ってみるからだ!(溜め息)

*3:いや。分かっていると思うのだ。猫同様、都合の悪いことは分からない振りをしているような気がする。。。(謎)。