2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

幸せな時間

二冊一気に読了。これでまた暫くお預けか・・・と、普段なら読み終えると同時に寂寥感に襲われるのだが、今回この二冊に関しては、そんなもの一切無し。どちらも読んでいる間も読み終わった後も、楽しくて幸せで、何に対してやら分からない満足感が身体中に溢れていた。・・・まぁ、既に明日にでも続刊が読みたいのだけは事実であるが(爆)。

マリア様がみてるあなたを探しに

マリア様がみてるあなたを探しに 』(今野緒雪・著)は、このところ続いた一連の物語で、『起承転結』において『結の見える転』とでも云うべき一話(微妙)。前二冊(起承)では散々やきもきさせられたので、ちょっと一安心。

相変わらず聖さまは、陽炎程度にも出て来ないけれどもねっ!(ちっ)

友人に、「(数冊に及ぶ)この話が終わったら、聖さま出て来るかなぁ?」と話を振ったら、「・・・んー・・・・・でも、今度出て来るなら、また加藤さんと一緒かもよ?しかも、同棲してたりして☆(にやり)」と究極技を決められてしまった(泣)。そんなことになってたりしたら、絶対に八つ当たりしてやるーーーっ!!(きぃーっ)*1

クラッシュブレイズ ー 大峡谷のパピヨン

『クラッシュブレイズ ー 大峡谷のパピヨン 』(茅田 砂胡・著)。今回は金銀黒の天使でなく、怪獣夫婦の物語。特にジャスミンのための。

現場の試験管もその女を前にして驚いていた。
なるほど、見るからにすごい。
とても女とは思えない。

『クラッシュブレイズ ー 大峡谷のパピヨン 』p74より

この引用がこの物語の全てで、これが大絶賛の大讃辞となっている物語。ジャスミンジャスミンたる所以をご存知の方には、これで充分なはず(笑)。未読の方は、是非是非ご一読を♪ケリー贔屓の私が推すのだ。損はさせません(笑)。

*1:どんなに内容が嫌でも、本には当たれない。しかも私が待っているのは“このまま大人になった三十過ぎの聖さま(予想)”なので、文句は云えない。言えないが・・・過去の恋愛話を現在進行形で読みたいと思うほど悪趣味ではないのである。だから子犬ちゃんか友人かに八つ当たりするしかないじゃないか・・って、何言ってんだか他人には理解不能な理屈を並べるほどに、嫌だっ!!