2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

少しずつ下り坂

実家に到着した途端、生徒たち*1から声がかかる。
「すいませーんっ!猫ちゃん、吐いちゃったんですけどーーーっ!!」

タイミングが良いのか悪いのか、丁度吐いた直後であったらしい。慌てて駆け寄り吐瀉物の始末をし、口周りも拭いてやる。そして、子どもたちに礼を言いつつ、吐瀉内容の確認。毛玉は無し。Hill's k/dとウェットフードの残骸だけだが、粘液状のものが多いということは、食餌直後では無いらしい。うーん・・・少し足下がふらついてもいる。既に体力は落ちているので、吐いて体力を消耗したせいかもしれないが、ちょっと具合が悪いような。。。ただ、猫トイレを覗いても周辺に失禁した形跡はない。

「緩和ケアに徹する決意を固めたのだから。」と自分に言い聞かせつつ、急いで病院へ。しかし、補液中に診察室から出て来た医師は、渋い顔で「ちょっと体重が減ってきてるねぇ。」と。。。そうだろうなぁ。目に見えない程度に少しずつ、でも確実に、病状は進行しているのだ(溜め息)。けれど、それがどの程度かなんて、知りたくない。もう数値を知っても意味はない。血液検査はせず、今回も補液と処方薬のみ。

連れて帰ってからも、何故か甘えが出ている。いつもなら、さっさと寝に入るのに。。。暫く一緒に過ごすことにし、良く晴れていたので、私の監視付きで庭先で日光浴をさせる。正味十〜十五分程度か。昔は喧嘩上等で、柄の大きな♂猫にも向かい傷しか受けない子だったのだが、今は見ていて貰っていても、外で寝そべることに不安があるらしい。強制するつもりはないので、当猫が満足して居間でうたた寝を始めたのを期に帰宅。

夜。母親から「ごめんごめん。今朝、海松が発作を起こしたの。メモにしとくの忘れてたー。」との電話。・・・なんで忘れるかな(汗)。

*1:シルバの父親は書道教室を開いている。が、あまり流行っていない(苦笑)。