2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

飛びたい気持ちと飛ばせたい悩み

月曜日に友人に頼まれていたサイトがようやく正式UP。最後まで何だかバタバタ。昨日は長い長い長いメールを一日掛けて書いて終了。何だかなぁ。。。で、忘れない内に、まず朱華のことを。

鳥の翼と朱華の羽根


撮るの?(朱華)

飛べるかなっ!?(朱華)
ソロモンの指輪さんの自然がくれた落とし物にて、とても分かりやすい風切り羽の名前解説を発見。これによると、文鳥もスズメ目なので初列風切り羽根が九枚、次列風切り羽は六枚あるらしい(たぶん)。

また、ページ中程に『翼式を用いた識別法』という、風切り羽それぞれに番号を割り振って識別、さらに鳥種特定まで行う方法が記載されている。無知な私、どの辺りを初列、次列と区別するかは知っていても、風切り羽に番号があるなんて全く知らなかったのだが、これは説明するのに便利!(大発見気分・笑)

これで云うと最悪状態の朱華は、“右翼 → 初列1〜9、次列1まで全滅。左翼 → 初列〜9、次列2まで全滅。”ということになる*1。私の受けた衝撃、ご理解頂けただろうか。。。(溜め息)

【注意!】写真だと一目で朱華の惨状を理解して頂けるとは思うのだが、この『翼式を用いた識別法』に出ている写真、ちょっとグロいと思われる方もいらっしゃるかと思うので(汗)。上記リンク先は、標本が平気な方のみご覧ください。

※写真が駄目な方は、文鳥団地の生活さんのコンテンツ、文鳥の飼い方育て方 ー成鳥編記載の『羽の切り方』にある、羽切り図をどうぞ。これで云うと、ステップ1+ステップ2の一番外側一、二枚+ステップ3+最終手段をやってしまった状態。。。

それでも朱華は飛ぼうとする


悩む朱華

まったりには問題無し!(朱華)
週末。子犬ちゃんに、また風切り羽の引き抜きに挑戦して貰った。

今回の収穫は五枚。これで、計九枚の羽根が生え替わることになる。前回抜いた羽根は、もう半分程度まで伸びて来ているし、また少し時間を置いてから、囓って真ん中辺りをすかすかにしてしまった二枚を抜けば、なんとか飛べるまでに回復する・・はず(たぶん)。抜いた羽根の約半分でしかない上に、抜けるものを抜いただけで、きちんと交互になっている訳ではないので、羽根が伸びてみないと不明なのだが。。。

それでも未だ、この状態でも、朱華は無理矢理飛ぼうとする。

行きたい場所を定め、慎重に距離とコースを測れる場合には、“緩やかな墜落”飛行でも問題はない。だが、驚いた時、急に飛び立った時には、現在の状態では危険が多い。上記、文鳥団地の生活さんの『羽の切り方』にて、“室内の生活にも支障が出る可能性が高い”とされている状態に、極めて近いのである。

反射的に飛び立つのは、鳥として至極当然なのに、短距離しか飛べず旋回も出来ない朱華。変な場所に墜落するのはしょっちゅう。危なくて、とても目が離せない。これは本当は、朱華にも良く分かっているはず。

それでも飛ぼうとするのだ。きっとこれからも。どんな翼であっても。。。

ちなみに。子犬ちゃんはどうやらコツを掴んだらしい。やはり私が駄目なのは運動神経が悪いからなのかっ?そうなのかっ!!?(泣)

そのコツ。本人曰く、「引っ張るんじゃなくて、捻る感じ。そんなに力は入れず、ただキュっと捻ると、抜ける羽根は抜けるんだよー。」だそうである。うーーーむむむ(遠い目)。

*1:先日この件で病院へ行った際には、医師に「残すところ右翼初列が一枚、左翼初列二枚。」と言われていた。しかし、その後。それを含む四枚以上を噛み千切ったため、確実に悲惨なことに(溜め息)。