2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

カウントダウン開始・・かも


なぁぁぁ・・?(海松)

ガリガリの身体(海松)

遠巻きに見詰める(風)

ちょっと・・・(海松)
退院した。けれど・・・体調が良くなった訳ではないらしい。

医師の治療の甲斐無くまだ緩い糞をしているが、発作も起こさず食欲もあり、超低空飛行ではあっても一応の安定を保っているため、一旦帰宅と相成ったのである。

今までなら、自身で体調が良くなったと感じれば、即「帰りたい!帰るーーーっ!!」と鳴き騒いでいたものが、今回は全く鳴かずにキャリーに入れられ、ようやく声を上げたのは帰宅後。キャリーから出されて、家に辿り着いたことを確認、実感してから。。。

海松は、更にガリガリに痩せたように見える。身体中の骨が浮き出ている。背骨や肩胛骨や腰骨の一つ一つが触れずとも確認出来そうだ。一ヶ月近くにも亘る入院生活と点滴ライン確保のためか、両後ろ足は二倍以上に浮腫んで腫れ上がり、被毛も擦り切れて皮膚が露出している*1。何をするにも大儀そうで声にも力がない。家中を意味無く歩き回り、風呂場や玄関など冷たい場所に座り込む。・・・腎不全末期の猫の特徴らしい。

医師には「もし発作が起こったら、すぐに連れて来て欲しい。」と厳命されている。本当は。多臓器不全に陥っているのではないだろうか。怖くて聞けなかったけれど。。。海松の様子を見ていても、帰れたことが信じられない。

でも。それでも退院出来たことが、嬉しい。もう帰れないかとも思っていたのだ。

頑張って頑張って頑張って・・・めちゃくちゃ頑張って。命がある限り生きようと頑張って。ようやく帰れたんだよね。偉い。偉かったね。帰りたかったよね。帰って来て欲しかったよ。とても。。。

海松が愛おしくて堪らない。

不安がる母親に、海松を抱きしめて褒めてくれるように頼んだ。

もう、本当に残り少ない時間。帰れたことを一緒に喜び、大切に過ごさなければ、海松に申し訳ない。

*1:人間で云えば脹ら脛?或いは脛に当たる部分??