2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

【急変】1.(悪い方に)急に変わること。2.思い掛けない出来事。

いつも通り点滴(補液)に連れて行き、医師にも「状態良いねぇ。」と言われたばかりだった。いつも通り暫く一緒に過ごし、いつも通り昼寝を始めるのを待って帰宅したのだ。それが、深夜23:30過ぎに電話が鳴り。母親からで。「海松の様子がおかしい!」と。絶句。

母親が帰宅した時には、既にかなり息が荒く、犬のように開口呼吸していたのだと云う。それは深夜になっても一向に収まる様子が無く、食餌を与えても吐き、てんかん薬も効かないと云うのである。

例によって。「どうしてこうなったの?!」「何か悪いものでも食べたのかもしれない!中毒かも!」「絶対おかしい!朝まで持たないかもしれない!」「どうにかして!」・・ヒステリーを起こす母親。

今まで海松の病態に合わせた薬量コントロールをこなし、ずっと看護し続けてくれた母親の言葉を疑う訳ではないけれど。どうしても、脳裏には朝に見たばかりの、元気な姿しか浮かんで来ない。言葉が耳を素通りする。責められているのは伝わって来ても、中々容態が掴めないのだ。以前大騒ぎした時*1と同じように、また“ほんのちょっとしたこと”なんじゃないのかという気持ちと、もし万が一“本当に重体”になっているとしたらという気持ち。間で揺れて、心が定まらない。

しかし。実際問題としては、深夜のことでもあり、救急外来を要請するか、朝一で連れて行く以外に手段は無い。だが母親は、自分で動くことは断固拒否。要請電話は兎も角、私が病院へ連れて行くとしたら、実家まで片道三十分は掛かる・・・。

今でなければならないのか、朝一までは持ちそうもないのか、それならば連れて行ってはくれまいか。。。母親を宥めつつ押し問答を繰り返すも、結局、「もういいっ!朝一で連れて行って!」の声と共に電話は切られた。

*1:結局この時は、チョスが出ると同時に快復。単なる便秘による食欲不振だった。