2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

07年度産卵劇第二幕終了

人間が右往左往するのを横目に着々と産卵し、卵と共に密かに不満をも抱き続けている文鳥たち。どうやら今回の第二幕は朱華:七個(内二個軟卵、破損)、レティ:四個で終幕となったらしい。やれやれである(溜め息)。

ちょっと今回は色々と失敗点や通常と異なった面があるので、反省しつつ記載。

失敗点


07年度二回目産卵状況
前回産卵終了日(朱華:10/27、レティ:11/2)より二ヶ月。主食の種子餌を10〜12g/二羽分と控え目にし、煮干しなどの動物性蛋白質餌を与えずに過ごして産卵抑制を図っていたが、たかがこれだけのこと*1でも、これは裏目

いや・・もう少し文鳥たちの様子に気を配ることが出来、もし発情限界ラインを見極める目をも持っているようなら、二ヶ月という期間を空けられたのだから有効と言えるのかもしれない。が、私のような初心者@飼い主が行うには危険過ぎる行為であったと猛反省中。

野生文鳥も近縁種の雀も、産卵、育雛期に於いては昆虫などの動物性蛋白質餌を大量に摂取するらしいのだが。いつも、大きくて、つるつるすべすべ綺麗な卵を産む朱華が、まさか軟卵を産み落とす程に栄養が足りなかったとは。。。必要性を痛感した次第。

朱華は運が良かっただけで、卵詰まりで命を落としていても不思議は無かった。産卵は本当に命懸け。私は初心者だし、学者さんでは無いし、卵一個を作るのに、どの栄養素がどの位必要なのかは皆目判らない。けれど、もう二度と、しない決意。検索などでうっかり流れ着いてしまった文鳥飼いの皆さま。どうぞ、こんなことは真似しないでくださいませ(ぺこり)(・・って、こんな無茶をやるのは私だけか・汗)。

相違点


08/01/07:十一個(朱華:七個/レティ・四個)

ちょっと!覗かないで!(レティ・右/朱華・左)
最初に栄養不足であったせいで卵を形成するのが遅れ、時間がずれたためか、今回はずっと、レティも含めて昼過ぎの産卵が続いていた。これが一つ。

もう一つは、レティの卵。去年から前回まで、小さくざらざらした怪しい卵を産んでいたレティ。それが今回は、小さくはあってもつるすべの綺麗な卵を産み落としている。これはVETAFARMのCALCIVET(液状カルシウム剤)のお陰である可能性大。

朱華の場合はそれが普通である上、サプリを与え始めたのが軟卵を産んだ後でもあり、前回との比較検討は出来ないのだが、レティの場合は投与後暫くしてからの産卵だし、ボレー粉+カトルボーンよりもボレー粉+カトルボーン+CALCIVETの方が吸収効率が良かった言えるのでは・・(真実は未だ謎)。勿論、サプリよりも食物(?)での摂取を推奨したい私としては、一慨に誰にでも勧める訳ではないのだが、レティのようにボレー粉があんまり好きじゃなくて、ボレー粉+カトルボーンでは吸収し難く、軟卵や難産になり易い個体には良い手立てかもしれないとは思う。

ちなみに、例によって専門病院で目薬容器に小分け売りして頂いた我が家では、75mlの水に対し2滴のCALCIVETを一日置きに与えていた*2。本来VETAFARM 1滴/25mlの処方なので、ちょっと少なめ。二羽いるため、片方には良くても、もう片方に対して過剰となるのを恐れたからである。そして、CALCIVETを入れていない日には、同じVETAFARMのSOLUVET LIQUID VITAMINS(液状総合ビタミン剤)を投与。こちらも同量の少なめで。

与えてみた感想としては、利点が二つ。液状なので溶けやすく、きちんと摂取させられること。NEKTON-Sよりも飲み易い雰囲気を感じること。もっとも飲み易いかどうかには個体差もあるだろうし、何より我が家はNEKTON-Sを飲み続けていたので、それと比較しての話。まっさら状態で好むかどうかは疑問だけれど。まぁ、あくまでも我が家の文鳥たちの場合ということで(汗)。今後、換羽期のサプリもVETAFARMに変更。こちらを使ってゆく予定。

またしてもMAX体重更新

仕事を始めてからも、ほぼ毎朝体重は量っていたのだが、今回のデータは一箇所を除き不確実。いきなりの忙しさに脳味噌も腐っていて、レティのMAX体重以外、記憶が曖昧なのである(汗)。でも、レティ34gだけは確実。あまりにぎょっとしたので、これだけ記憶が鮮明なのだ。これもカルシウム吸収が良かったせいなのかどうなのか・・・(謎)。

*1:シルバ家では、副食にペレット常備+穂付き餌二種常設で、主食用種子が切れたとしても半日は十分生きていける状況にしてある。ちなみにボレー粉は控えたりしていない。

*2:軟卵を産んだ直後〜三日は連続投与。