2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

事実を直視するのが勇気、目を背けるのは蛮勇

記憶力の乏しいシルバのことであるから。既に断言は出来ない状態になっているが、それは確か、一月も下旬の或る日のことであった。

朝、覆いを取ってケージを覗くと、床の上に卵が一個落下していたのである。
「・・・何故こんなところに??(汗)」

てんこ盛りの疑惑はあれど、そのまま放置しておく訳にも行かず、取り敢えずその時は割れた卵を回収し廃棄。疲れ果てていたシルバは、あっという間にその記憶も何処へやら流し、出社してしまっていた。

ところが。

翌朝もまた、ケージの床に卵が。。。しかも、今度は二個。卵を見詰め、暫し呆然自失状態に陥る。疲れ切っている私には、まるでデジャ・ビュのように思えたのである。

だが、そんな私の視線の先を興味津々に伺う悪戯好きが約一名。食餌に降りて来たはずなのに、くるっと振り向き、楽しげに割れた卵を突き始めやがるので(汗)。慌てて回収、廃棄処分とする。・・・レッちゃん・・・・・落としたの、レッちゃんだろー?(うんざり)

うーん。。。怪しい。怪しすぎる(遠い目)。

この頃、朱華は体重26gを保っていたが、レティは28gと高めをキープしていた。そろそろ朱華の産卵終了から三週間。レティの産卵終了からも二週間以上が経過。抱卵にも飽きる頃合いではあったのである。

ただ、今までの経験から言うと、完全に飽きるにはちょっと早い。第一、卵を落下させ、次の抱卵に備えるような荒技、これまでやった試しがないのだ。確かにレティは、追加産卵を目論むタイプ。だが、まさかそんな。幾ら何でもそんな。そんな馬鹿な。そんなはずが。。。

しかし。結論から述べれば、これは考え違いであった。信じたくない気持ちが、自分の目を曇らせていたのである(溜め息)。

この後。怪しい怪しいと訝しみつつ、卵を偽卵にすり替えるだけで、何の手も打たなかったことを後悔することになる。。。