2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

仲良きことは弊害を伴うのだ

お迎え当時のレティについて、子犬ちゃんから物言いが入り、若干追記(汗)。

このところ長時間放鳥の続いているレティ様。初日、初めての挿し餌見学の後、きついお叱り、或は教育的指導が入ったそうな。

麹塵を寝かせた後、PC作業に戻った子犬ちゃんの元へ飛来したレティ。今までなら文句を言いつつも状況を理解し、揺れる右手首の上で昼寝するのが常だった。“左(手首)の方が、まだ揺れないよ?(汗)”とお勧めしても、“どうしてもこっちがいいの!!”と頑張っていた。

ところが。この時に限り、麹塵を握っていた左手に執着し、キーボードを叩く手の甲に対し、“こんにゃろ!こんにゃろ!こいつめ!これでもかっ!?”と力一杯の鋭いチネ攻撃*1を加えられたそうな。。。

翌日になっても、痛々しい四つの赤い跡が消えなかった子犬ちゃん。「レッちゃん、きくに嫉妬したんだね!自分も抱っこされたかったんだよー!(笑)」と言っていたが、本当にそうだろうか・・・?どちらかというと、怒られた気がするのだが。。。(汗)

何でもかんでも自分が一番でないと気が済まないレティ。就寝前の抱っこの時も、「おんなじ!」とどれだけ言い聞かせても、朱華の場所の方が良さそうに見えるらしく、しばしば喧嘩騒ぎになった。おもちゃにしている黍の茎を与えても、自分の齧る方が長く太く立派なものでなければ納得せず、部屋中追いかけ回してでも奪い取る。しかも、どうも子犬ちゃんの順位は、群れの中では一番下と認識されている気配があり、同じようにケージに戻るようお願いしても、シルバの時と違って、絶対に素直に聞き入れて貰えないのである。

・・・私には、目を怒らせたレティが、「自分を差し置いて、あんな新入りのちび助を歓待したのは、この手かっ!?こいつが悪いのかっ!?お仕置きしてやるっ!!これでもかっ!!」とチネチネ攻撃を加えている風景が目に浮かぶのだが・・・(遠い目)。

また、レティと麹塵が仲良くなったのには、もう一つ切っ掛けがあったらしい。それがなんと“お迎え健診”(苦笑)。

十八日のお迎え健診後、帰宅した麹塵。ちびはさっさと寝なければならないというのに、何やら延々延々延々・・・レティに訴えていたそうな。

麹塵「ちょっと聞いてよぉーーー!」
レティ「えっ?何っ?!どーしたのっ!?」
麹塵「いきなり変なところへ連れて行かれて、白い服着た変な人間に酷いことされたんだよーーーっ!(泣)」
レティ「えっ!?ちびもあそこへ行ったんだっ?!(汗)」
麹塵「知ってるの!?酷いよぉ!嫌だって言ってるのに、無理矢理身体中触られて、なんか変なものまで喉に押し込まれたんだもん!!(怒)」
レティ「うわぁーーあれやられたのぉーーー!嫌だよねー・・・ぺっぺっぺっ(舌打ち)。」
麹塵「そうでしょーっ!?気持ち悪くてえぐえぐなってるのに、ちっとも止めてくれないしーーー!!(泣)」
レティ「最悪だよなぁ(遠い目)。」
麹塵「最っ低だよぉぉぉ!!この気持ち、分かってくれる?!(涙)」
レティ「分かる分かる!レッちゃんも何度もやられたもん!!(怒)」
麹塵「ほんとにもぉぉぉ!!(涙)。」
レティ「ここの人間共は、悪い奴じゃあないんだけど・・・時々嫌なことをするんだよねっ(怒)。“爪切り”とかって変な道具を持ち出して、大事な爪を切ったりするんだよ?!もう、足まで切られそうで怖いったらないったら!いつもゾーッとする!!(怖)」
麹塵「えーーーっ!そんなことするのっ!?(怖)」
レティ「うん・・いつも“止めろ!”って言うんだけど、人間共って馬鹿だから、ちっとも言葉が理解出来ないみたいなんだよねぇ。。。(溜め息)」
麹塵「そうなのっ!?あんなに大きいのに。。。きく、これからどうしたらいいんだろ(涙)」
レティ「・・・だいじょぶ!レッちゃんに任せろ!なんとか説教してやる!」
麹塵「ほんとにっ!?うわぁーーーん、お願いぃーーーー!!」

あーうーーー・・・その後益々強固な絆を作り上げた文鳥たち。きっと、二羽でそんな会話をしていたに違いない。しかもレティ、更に余計なことまで言ってるような気がする。。。

*1:人間の皮を小さく強く噛み、思いっきり捻り上げる技。大きく噛む以上のダメージを与えられる、対人間最強攻撃。