朝帰りした子犬ちゃんを叩き起こして、朝から病院へ。朱華のお見舞い。好物の穂付き餌、豪華三種セットを差し入れに持参*1。
お見舞い
入院二日前、うるうる朱華保温性を高めるためと余分な運動をして体力を消耗させないために、小さなプラケースに入っている朱華。おままごとセットに潜り込んでいるような（笑）。その様子は可愛いけれど、しかし、まだまだ具合は悪そうである（汗）。
昨日の。注射して貰う直前のような、全身膨らませて震えている状態*2よりは、それでも随分マシであるが、ぐったり目を閉じて疲れ切った様子。時々目を開けて、餌を啄んだりはするのだが、私や子犬ちゃんを見ても、鳴き声一つ上げない。
医師の説明によると。
昨日は、あれから一度も卵管脱は起こしていない。体重27g。チョスも数個は出ているとのこと。餌も消化出来ているようである。しかし、まだお腹の腫れも引いておらず、昨夜も点滴を受けている状態。しかも、今朝確認したところ、吐いた形跡があったらしい。
「・・・吐いた跡って、チョス以外に何か床にあれば分かるんでしょうか？」という、思いっ切り初心者な質問にも、丁寧に「いや。鳥が吐く時には、頭を振ってするので、壁などに未消化の餌が飛び散った跡が残るんですよ。」と教えて頂く。なるほど。一つお利口になった。
で。一時の危機的状況は脱したものの、まだ予断は許されない状態であるらしい。吐き気やお腹の腫れがあるため、きちんと頻繁にチョスすることが出来ないのでは、とのこと。このまま卵管が収まっていてくれて、ついでに発情が終了して、卵管収縮もしてくれたら最高なのだが。。。まだ、不明（溜め息）。
帰宅後、レティまで卵管脱を起こしたらどうしよう・・という妄想に駆られていた私。卵管脱の兆候を問うが、「残念ながら無い。」とのこと。どの瞬間に、どういった加減でそうなってしまうのか。個鳥差も相俟って、分かっていないことが多過ぎるらしい。ただ、「糞が出ている間は大丈夫ですよ。」とのこと。・・・まぁ、出てはいる、のだが。うーん。。。やはり、普段からチョスも数えておくべきであった。大雑把にしか見ていなかったため、こんな時に、突然急に見ても、通常より多いのか少ないのか不明なのである（悔）*3。
ほんっとーに無力な人間共。医師に、呉々も宜しく、と頭を下げて診察室を出る。今日も朱華は、こちらを振り返らなかった。。。
着信有り
入院直前の朱華子犬ちゃんは仕事、私は友人と約束があったため、レティを残して外出している最中。私の携帯に着信有り。病院から！「何かありましたら、すぐにご連絡致しますので。」とは言われていたが、何かなんて無いと思っていた。何か。何かって、何があったんだっ！！？（怖）
まさかまさかまさか・・・という言葉が頭を駆け巡るまま、会話を打ち切って電話に出る。
「朱華ちゃん、卵が出来ています！」
・・・・・はぁっ！？なんだそれは。なんだ。どうして。どういうこと。。。
「・・えっ・・・。」と言ったきり、絶句。
思考回路が動作拒否している。
「総排泄腔を縫っていなかったのは、幸いでした。もう少しで産みそうな気配です。最善を尽くして看護させて頂きます。また、何かありましたら、ご連絡致しますが、取り敢えずご報告です。」
たぶん、こんな意味のことを言われた模様。機械的に言葉を返し、電話は切ったものの、脳味噌が情報の咀嚼を拒否しているんですが。それは。一体どういうことなんでしょうか（涙）。
つくづく入院させて良かった（号泣）。卵管脱の最中に産卵するなんて、そんな恐ろしいことを、自宅で見守る根性はない（断言）。
・・・っていうか。本当に、誰か、誰かに聞きたい。これは一体、どういうことなのか（呆然）。
明日は休診日。こちらからは連絡は取れない。何か不測の事態があったら、また電話が来るのだろうが。。。何も起こりませんように！（祈）
むくれるレティ
呼び鳴きし過ぎて声を嗄らせたレティ私より早く帰宅した子犬ちゃん。ところが。いつもなら、「ピッ！」と鳴いて出迎えるはずのレティが、一言も発しなかったそうな。。。
寝ていた訳ではない。
気付かなかった訳でもない。
部屋に入ってみると、ちゃんと下段止まり木の上で起きているのだ。
ただただ、物凄く不機嫌で。思いっ切り睨み付けられたらしい。しかも、恒例の「出せ！出せ！」コールも無く、暫く無視されたとか（汗）。
・・・・・ごめんよ、レティ。早く帰るって約束したのに（汗）。
その後、放鳥したところ。。。隣りのケージへ急いで確認に行き。子犬ちゃんの服も確認し。やっぱり朱華はいないと理解すると、子犬ちゃんにぴったり張り付いて、離れなかったそうな。。。淋しくて悲しくて、独りが嫌なんだなぁ・・・（溜め息）。
「時々、すごく淋しそうに、朱華はどこ？って鳴くんだよ。」
