十日程前から、朱華の様子が怪しかった。頻繁ではないものの、くしゃみをし、嘴と喉をうぐうぐ動かし、気持ち悪い風*1。それでも例によって、嘴もアイリングも真っ赤で膨らんでもいないのである(うーん・・・謎)。暫く様子を見ようと思ってから、あっという間に過ぎた一週間。ところが、ここ数日レティまでくしゃみを。実は虚弱体質のレティ。免疫力に期待するのは・・・ちょっと(汗)。
という訳で、都合十日程経過していたものの、結局またしても病院へ。ついでにあれもそれもこれも聞きたいしねっ(全部朱華だよ・遠い目)。
病院にて
何か?(朱華)
え?これ??(朱華)
ストレスライン1(朱華)
ストレスライン2(朱華)
艶ぴかでしょ?(レティ)
レッちゃんは問題ないよ!急患があったらしく、少々待った。・・楽しく。待合室で鳥漫画を読むのが楽しみの一つになっているのである(笑)。いきなりとっ捕まった文鳥たちは最大限不機嫌な顔で睨んでいるが、無視無視無視(笑)。その後「ぅあぁぁぁ、まだ読みかけなのにーーー・・。」と思いつつ、診察室へ(笑)。
卵管脱騒動から割とすぐ、朱華から先に換羽に入ったこと。今回の換羽でかなり羽根質が上がったようなのだが、唯一、何故か尾羽と雨覆いのうち、最初に生え替わったものにうねうねとした筋状の印が付いていること。現在はレティも換羽終了していること。朱華の発情続行のこと。レティが相手にしていないお陰で助かっていること。十日程前からくしゃみとうぐうぐがあること。それも朱華が先でレティは未だくしゃみ程度であること。先日一晩留守にして帰宅したら、またしても朱華が羽根を曲げていたこと。。。現状報告をした上で、朱華から診察開始となる。
診察結果@朱華
体重25g。ちょっと肥ったのか・・と、どきどきしていたのだが、「いや。脂肪は付いていませんよ。以前より筋肉が増えてがっちりして来ていますので、そのせいですね。」とのこと。良かったぁ。【 兎鳥庵 】さんで、壮絶なダイエット記録を拝見していたので、ちょっと不安を感じていたのである*2。
口中の視診では、何だかにちゃにちゃした感じで唾液量が多く、少し赤くなっており、若干炎症が見られるとのこと。ただ、そのう検査で確認したところ、細菌と白血球のバランス、その状態などから、どうやら既に炎症は治まりかけているらしい。糞検査でも問題はなく、朱華の免疫力勝ちということか(笑)。
発情続行に関しては・・・・・「換羽が来れば発情は収まり、それが終了しても発情が戻ることはないのかと思っていたのですが。」という愚痴に対し、あっさり「普通はそうですね(苦笑)。」というお返事が。しかし、卵管脱騒ぎに懲りた私。例え他の大多数の個体に有効な手段であっても、もう発情抑制のための別居はさせない決意をしているので。後は拝み倒すしかあるまい(遠い目)。朱華ぁーーー・・頼むよぉーーーーーっ(涙)。
また、毛引き(自咬)症*3に関しても、ストレス以外に慢性発情が引き金となることもあるとか。留守番のストレスではないかと思うのだが、うーーーん・・こればかりはどちらが原因か定かでない。当鳥に直接聞ければ別だけれど、私には無理。無論、医師にも。「文鳥にクリッピングなんてしたくないんですけどねー(溜め息)。」と言いつつ、初列風切り羽根を切ってくれる医師に深く同意(やれやれ)。
そして、ストレスライン*4については「この程度なら問題無し。」とのお墨付きを頂く。枚数が二枚と限定されていること、卵管脱直後の換羽初期に生えた羽根にだけであることから、現在は問題無いとの判断。いずれにしてもストレスを抱えやすいタイプということか(謎)。医師には「・・・まぁ、朱華ちゃんの方が色々と考えていそうな顔をしていますし。」とも言われたが、何をストレスと感じるかは個体により様々なので、事によってはレティしかストレスに感じない場合もあるし。。。ってか。しゅーはレッちゃんさえいれば良いのかと思っていたのだが(汗)。
診察結果@レティ
体重25.5g。こちらは「相変わらず筋肉質で羽根質も極上!」との花丸印が付く(笑)。
朱華より免疫力が弱いので心配していたのだが、そのう検査、糞検査共に問題無し。杞憂に終わる・・・はず。というのは、帰宅後、やはりくしゃみがあり、うぐうぐも開始しているから(滝汗)。
許容範囲
検査と言っても、その個体のそのう液や糞、全部を漏れなくチェック出来る訳ではない。人間の血液検査とはわけが違う。軽度であれば、たまたま見つかったり、偶然取りこぼしたりは当たり前。だからこそ全身状態の把握が大事で、だからこそ“ここまでは経過観察の許容範囲”というラインの見極めが飼い主にも求められる。
で、初心者@飼い主の私は、まだまだそのラインを判断できかねているという訳だ(やれやれ)。文鳥たちにとっては大迷惑であろうが、すまん。許せ(苦笑)。
今回の件で。朱華の羽根は何とか撮影に成功。許容範囲のストレスラインは把握出来た。うぐうぐに関しても、一日中一緒に過ごして気付いたのが、くしゃみも含め一〜五回程度なら保温した上での経過観察で大丈夫そう。念のため、消炎剤は処方して頂いたが。
診療費
※鳥の治療費は病院によってかなりまちまちであるらしい*5。なので、参考までに我が家で支払った金額を記載しておく。過去の分は暇をみて。。。※06/13過去の診療費も追記済。
項目 | 内訳 | 小計 |
再診料 | 1,000×2 | ¥2,000- |
そのう・糞便検査料 | 1,000×2 | ¥2,000- |
投薬料 | 210×7 | ¥1,470- |
合計 | ¥5,470- |