2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

注意一秒、怪我一生


元気に発情中だった朱華
朱華が、骨折した。

えー・・・久々の更新がこんなエントリで、全くもってなんだかなのだが、記憶が定かなうちに記録しておかなければ、このBlogの存在意義がない。でも。本当に。こんな緊急事態での更新なんて、したくなかったよ。。。

事の起こりは水曜日*1


むちむちレティ

仲良しだよ!(レティ・手前/朱華・奥)

仲良し・・だよ?!(レティ・右/朱華・左)
あっという間の繁殖期を迎え、我が家の文鳥たちもすっかり尻尾振りを日課とするようになっていた*2。それと同時に、秋頃から自宅作業が多くなった子犬ちゃんの襟元を巡る、巣穴抗争も激化の一途を辿っていた。すっかり縄張り意識の強くなったレティが、例年には見られなかったくらいに、子犬ちゃんに近付く朱華を追い払い、怒突き捲っては叩き落とすという事態になっていたのである。

しかも。相変わらず寝ぐずの抜けないレティ。このところ、いつも以上の寝ぐず加減で、苛々も最高潮。抱っこの時間終了後、二羽をケージに戻すと、朱華が隣りに上がるのを嫌がり、何度も何度も上段止まり木から怒突き落とすという日々。。。つい先日の月曜日など、あまりの暴君ぶりにキレたシルバによって、隔離部屋@傷病時看護用小ケージに押し込められ、そのまま一晩、有無を云わさず寝かされてしまった程だった*3

で、そんな折。愛するレティに苛々をぶつけられ続けた朱華に、例の悪癖が出始めた。そう、あの、己が翼の羽根を曲げる、アレである(溜め息)。

考えてみれば、2005年12月に我が家にやって来た文鳥たち、既にレティ4歳、朱華は5歳(?)*4。朱華は、この歳になって、ようやく羽繕いの腕にも向上の跡が見受けられるようになり、ずぶ濡れ文鳥は回避、羽根曲げの悪癖も少し・・・若干・・は収まり、先端部以外は生え揃うようになっていた。それが・・・・・。もう諦めて、いつも通り、切るか抜くかの処置を施すしかない*5

子犬ちゃんは、いつも通り、嫌がる朱華を捕まえ、羽根を捻りつつ引っ張ってみた。

しかし、朱華が執拗に弄っていたのは切られて短くなった先端部の羽根。時にはすぐ抜けることもあるので試してみたものの、今回は抜けず、それ以上短く切ることも出来ず、朱華が逃げるまま、そのまま放すしかなかった。

が。手の中を飛び出した朱華の様子がおかしい。片方の翼が開かない。開かないまま、あっという間に床へ落ちてゆく。

慌てて拾い上げ、謝り倒して様子をみる。嫌な予感がする。朱華はケージへ戻ったレティを追おうとするが、やはり翼が開かず、ほんの50cmの距離が飛べない。ケージ手前にジャンプ出来ただけ。手を添えてケージ内に戻してやるも、肩を上げて痛がる様子を見せる。

“やっちゃった!(滝汗)”という確信。シルバにメール報告し、即病院へ連れて行こうとするが、あいにく当日は休診日。電話も繋がらない。

全くもって人間の不注意である。言い訳など微塵もするつもりはない。しかし、愚かな人間共の不注意は、更に続いたのだ。

前日徹夜作業だったシルバ。この日はさすがに夕方早く帰宅した。が、この時点ではまだ、「捻挫じゃないのー?」などと甘いことを考えていた。そして、レティを隔離したケージが出しっぱなしになっていたのだから、そこへ移せば良かったものを、そのまま様子を見させてしまった。

我が家は人間共の都合で、日によってあまり放鳥時間を取れないことがあるため、少しでも運動量を増やそうとの姑息な企みをもって、上段止まり木をかなり上の方に設置している*6。それでもケージ内移動では、ほとんど羽ばたく必要はない。けれど、高低差はあるのだ。普通以上に。。。

確かに朱華は、今回のその状態でも移動出来た。出来たが、羽ばたく必要がないとはいえ、その高低差を移動することが、その時の朱華にとって負担であったことに間違いはないのだ。たぶん。

この日はそれ以降、レティが外にいても出て来ようとしなかった。

その上、“文鳥の翼の捻挫(或いは骨折)なんて、保温して安静にさせるしか手立てはないんじゃね?”と思うなら、せめて、サーモスタッドの設定温度を上げるべきだったのに、シルバは、それすら、しなかったのである*7

抱っこも無しに寝かせた翌日。朝一番で緊急予約した診療時間は19:30。まだまだ続く人間共の不注意。

元気なレティは、いつも通り日中、自宅作業中の子犬ちゃんに“出せ!出せ!コール”をする。当然である。手乗り文鳥の権利だ。

ところが。前日と異なり、何故か朱華も一緒になって出て来た。出て来たところまでは良かったのだが、またもやレティに怒突き落とされたのである。今度も翼が開かぬまま、床に。。。万が一の墜落時衝撃緩和材として用意した袢纏たちのない、剥き出しの床の上へと。。。朱華を出すべきでなかったと思っても、既に遅い。

病院(12/3) その1


なんだか分からないの(朱華)
最近かなり忙しそうな病院。この日も遅い時間だというのに大混雑で、突然の予約を申し訳なく思いつつ、事情を説明し、とにかく診察して頂く。

聞き終えた医師は、視診だけで、「折れてますねー。」と断言した。

まだどこかで甘い期待を抱いていたシルバは、その言葉に愕然としていた。子犬ちゃんは、分かっていたようだった。

まずは体重測定。25.5g。保定した医師が、そっと翼を伸ばし、羽毛を掻き分け患部を確認する。

「見てください。翼が普通に畳めない位腫れ上がってますし、この部分(翼の根本内側)の地肌が青黒くなっていますね?反対側(同外側)も同じです。これは折れた時に内出血した跡です。」“あぁ、痛いねぇ。ごめんね。ちょっと我慢して見せてね?”朱華を労る声を掛けつつ、説明する医師。それを見つつ、愕然としたままのシルバ。悄然とする子犬ちゃん。

丁度、誰かのレントゲン画像が机脇のライトボックスに貼られたままになっていた。朱華を卓上に戻した後、画像を利用した骨折部位の説明が続けられる。

「この位置が腫れ上がり、内出血しているということは、たぶん、折れたのはここ、鎖骨か上腕骨だと思われます(参考:【 Nature Photo Gallery 】より、[鳥類の全身骨格と名称 ])。ただ、はっきりしたことは、レントゲンを撮ってみないと分かりません。」立ち上がり、まじまじとレントゲンを見詰めつつ、なんとか医師の言葉を飲み込む。告げられたのは、治療方法の選択肢。

「ここが折れたとすると、治療法は二つです。

一つは手術。せめてセキセイインコくらいの大きさがあれば良いのですが、文鳥さんの場合、身体が小さいので、この部分の骨にピンを通して真っ直ぐに固定する手術はかなり難しく、リスクも高いです。

もう一つは、生命を最優先に、痛みと炎症を抑えながら自然治癒を待つ方法です。ただし、治っても骨が真っ直ぐに付くかは分からないので、もう二度と飛べなくなる可能性があります。

また、いずれにしても、骨折の状況によっては、翼が壊死する可能性もあります。その時には翼を切り落とさなくてはなりません。これは、大きな血管が切れていたりした場合です。

更に、手術してもしなくても、万が一神経が切れていた場合、それを繋ぐことは出来ないので飛べなくなります。

どちらを選択されますか?」*8

心が、冷えた。けれど、話を聞いている時から、シルバの答は決まっていた。手術はしない。朱華の場合、悪癖のおかげで、1mも飛べなくなるのはしょっちゅうなのだ。ショックは受けるだろうが、今更飛べなくなったところで、慣れないという可能性は低い。医師に自分の考えを伝えつつ、子犬ちゃんの意見を確認する。同意。

「では、手術はしないことにします。

そうすると、鎮痛剤と抗炎剤、万が一の二次感染を防ぐ抗生物質に、胃壁を保護するための胃薬を処方することになります。

レントゲンを撮れば、骨折の度合いが判明するので処方の参考に出来ますが、撮るのはほんの10秒程度でも、体勢を固定しなければならないので、身体に負担が掛かる可能性があります。なので、撮らずに様子を見ながら処方することも出来ます。

どうしますか?」

これには数秒、迷った。けれど「もし先生が、レントゲンを撮ることが今回の治療に役立つ、必要、と考えるなら撮ってください。その間の痛み程度、我慢出来る子です。」と伝え、結局撮ってもらうことになった。なので、現像が出来上がるまでの間、待合室で待機。

病院(12/3) その2


あのね・・?(朱華)

痛いんだよ?(朱華)
数人の患鳥さんを挟み、いよいよ名前が呼ばれ、診察室へ。医師の第一声は、「いやぁ、思ったより酷い状況です。」・・・なんだと・・っ?!

促されるまま、ライトボックスに貼られた朱華のレントゲンを見る。見ただけで、素人にもはっきり分かる骨折の影。

「鎖骨ではなく、折れていたのは上腕骨でしたが、ぱっきり二つにではなく、こことここと・・・計4箇所に亘って折れています。しかも、折れた骨がそっぽを向いている状態です。」

上下二段。正面からと横からの画像が並ぶ内、正面からの画像に、有り得ない方向を向き、どこにも繋がっている様子のない骨が、くっきりと。。。

「医学的には複骨折*9というのですが、イメージとしては複雑骨折*10と思っていただいてかまいません。上腕骨は大きな筋肉に包まれているので、骨が飛び出すようなことにはならなかったのだと思われます。」と、医師。

“うー・・・わぁー・・・・・”。脳内には声が響くが、衝撃で言葉にはならない。どうしてこんなことに、どうしてこんなことに、どうしてどうしてどうして。椅子にへたり込むシルバ。つられたように座る子犬ちゃん。

「最近、レティが苛々していて、朱華を上の止まり木から落としてたんですよ。羽根を引っ張った後、ケージに戻ろうとしても飛べず、そのまま床に落ちたみたいだし、今日もレティに床に落とされたらしいし・・・。」さっき説明したことも忘れ、繰り言を述べるシルバ。

「そうですね。確かに、ただ羽根を抜こうとして折ったにしては酷いので、そういうことが重なってこうなったのかもしれません。」と、医師。今思えば、優しい科白である。飼い主のフォローまでしてくれたのだ。でも、原因がどうであれ、受け止めるべき結果は変わらない。黙り込んだシルバと項垂れる子犬ちゃんに、投薬の注意がなされる。

「かなり酷い状態なので、強めの薬を出します。なるべく飲み易いように工夫して処方しますが、朱華ちゃんは・・・水に溶かした薬は飲みましたよね?もし飲まないようなら、方法を考えますので知らせてください。以前(卵管脱で)入院した時のように、病院でなら点滴で脱水を抑えつつ投薬することも可能なので。

また、かなり出血しているので、もし嘴やアイリングの色が急に薄くなったら、すぐに連絡してください。骨折部分の出血で貧血になる可能性もありますし、内蔵の損傷はないと思いますが、万が一ということもありますので。

また、お待ちの間に糞検査をしましたが、現在は正常です。今後、内出血した血液が排出されてくると、糞が緑色になるので教えてください。それと、黒色の糞。これは、薬のために胃壁が荒れて出血を起こした場合になります。そうなったら薬を変えなくてはならないので、これも教えてください。」

「黒って、レッちゃんが炭を食べ過ぎた時みたいな奴かな?」「・・・うーん・・そうかも?」脊髄反射のような意味のない会話を交わす飼い主二人。

「治療の目安ですが、大体、回復まで二週間程度ですが、一ヶ月以上掛かる場合もあります。しばらくは安静にさせてください。ケージの側面に飛び付く程度ならまだしも、あまり暴れて悪化させてしまうようなら、入院させることも考えてみてください。それから、一週間後には様子を見せて頂きたいのですが、ご都合は如何ですか?」

思わず顔を見合わせる。一週間後・・・思いっきり平日である。

「えー・・・と、午前中・・朝一番とかなら、いつでも大丈夫なんですが・・・。」と、遅刻上等発言をするシルバ。壁にあったカレンダーを睨みつつ、ぐるぐる頭の中でスケジュールを調整する子犬ちゃん。

しかし。朝一番は予約で一杯。結局、午前診療で空いていたのは一コマしかなかったので、その時間に予約を取り、更に保険として土曜の予約を入れた。平日、どちらも仕事が抜けられず連れて来れなかった場合の保険+もし平日に朱華の診察を終えられたなら、この際レティの健康診断をしてしまえ!という理由である。

あーあーあー・・・実はレティ、この春から、癲癇様発作を起こすようになっているのだ。

いや、“癲癇様”というより、“心因性過呼吸発作”と呼んだ方が飼い主の感覚的には近いのだが、まだ一度も病院へ連れて行っておらず、診断を受けたわけでもないので、もちろん正確には分からない。

分かっているのはただ、爪切りのために保定すると、嫌がって暴れ、そうして興奮しているうちに、急に目を閉じ、くったりしてしまうということ。その隙に、極悪非道な飼い主がパチパチ爪切りを終了させると、ほんの二〜三分で“はっ!?”と飛び起き、後はもう、いつも通りの元気を取り戻す・・・ということだけ。

繊細と言えば聞こえは良いが、要するに気が小さくて臆病なレティ。飼育当初からそういった事例を見聞きする度、「なるとしたらレティだな」と頷き合っていたため、また、それ以外では元気が有り余っているため、癲癇に付ける鳥専用薬を寡聞にして知らないため・・・「いつか健康診断に行った時の“ついで”でいっかー。」と、そのまま放ったらかしにされていたのである。なので、この際。これを機会に、という。。。

まぁ、それはそれとして。

こうして朱華の複骨折が確定されたのだった。

その後


変なとこに入れられた!(朱華)

たまには優しくお見舞い(レティ・手前/朱華・奥)
帰宅した朱華を待ち構えていたもの、それは即席ICUである。

何故かこういうものだけ、なんでもかんでも用意しておく癖のある我が家。看護対応ケージが三つもある。HOEI 101角@傷病時看護用小ケージ、マルワ ウイング@キャリー兼用ケージに加えて、小プラケース@重傷病時看護用ケージ*11まで。

子犬ちゃんと二人、ああでもないこうでもないとあれこれ試行錯誤を重ねた結果が、掲出している写真の状態。隣ケージのレティの顔が少しは見えるよう、タッパーで底上げした小プラケースに入れられ、保温用ヒヨコ電球を吊るした小ケージに防寒用ビニールカバーを掛けたものを被せられている*12。夜間はこのままおやすみカバーを装着。これで最低28度は保てている。

しかし。人間はものすごく工夫を凝らしてがんばったつもりだが、もちろん当鳥は憤懣遣る方ないらしい。レティが呼ぶ度、放鳥される度、毎朝の餌交換の度、ジタバタ暴れ、コツコツ壁面を叩き、隙あらば逃げようと方法を探している。日中は痛みのせいか薬のせいか、うつらうつらぼんやりしていることも多いのだが、寝る時間になると、またそれが長い。レティもレティでいつまでも呼ぶし、あんなに落とし/落とされていたのに一羽で寝るのは嫌なのか・・・文鳥心は謎だらけ。

それでも、このサイズのプラケースだと、羽ばたくスペースもない上に飛びつくための足掛かりもないので、ジャンプした時に少々ぶつかるのがせいぜい。ケージで暴れられるよりは大分マシ・・・な気がする。取りあえずは次の診察日まで。状態によってはもうしばらく、プラケース隔離生活は続行確定。当鳥がどんなに不満でも、看護ケージを大きくするのは、まだまだ先になりそうな予感。

それから。糞については、診察翌日には緑色になった。薬水を飲ませるために青菜断ちをしているのに、糞の周囲に滲む水分がはっきり緑色をしているのだ。現在、どんどんその色が濃く(暗く)なりつつあるので、黒色糞にならないかを日々確認中。ただ、糞は乾燥するとどれも黒く見えるし、そもそもした時から黒色の糞など見たことがないので、いつの間にかリニューアルされていた横浜小鳥の病院 ー飼鳥の医学ー糞便・尿の異常ページに掲載された写真にお世話になっている・・・が、緑って言ってもこんなに緑じゃないんだよね・・・水分が黒くなったりもしてないから黒色糞ではないのだろうが。。。

また、心配なことがもう一つ。体重が落ちて来ているのだ。12/6現在、23g。

薬水は飲んでいる。最小限にしようとの魂胆は見え見えでも、以前の薬より苦くないのか、なんとか少しは飲んでいる。ただ、そのせいか食欲も落ちて来ている気がするし、必然的に糞の量も減って来ているのである。体重減もそのためのような・・・うーん・・・どうなんだろう。

しかもしかも。貰った薬、溶けにくい性質のものがあるらしく、どんなに振っても全部は溶けないし、たぶん朱華は上澄みだけを飲んでいる。医師はもちろん、それも考慮した上で調薬してくれているのだろうが・・・不安だ。

人生仕切り直し

会社を辞める決断を下した。私も。子犬ちゃんも。

無論、朱華のことが原因ではない。むしろ逆。人間共の仕事状況が、今回の遠因かもしれないのだ。

ただ・・・二人共、ただ、もう、この業界で働き続けるのは無理だと、ようやく悟ったのである。

子犬ちゃんは、身内の不幸で忌引き休暇を取っただけで、三ヶ月に渉り、丸々一日休みだったことがない。一案件に対する作業スピードは格段に上がっているのに、人材は減り、全体の仕事量は加速度的に増える一方で、追いつけるレベルではなくなっているのだ。

私の視力もどんどん落ち、昨年の健康診断時より0.6下がった。流行の新型インフルエンザにも、社内で唯一罹った挙げ句、二次感染疑惑発生。また、これは自業自得なのだが、この春から習い事を始め、課題を提出するために睡眠時間も休日も削ることになっている。

もうね、無理。こんな生活。何が大切で、何を切るかとなったら、答えは一つしかなかったのだ。四十にしてこの不況下での再就職は、相当厳しい。分かっている。それでも、再出発を計ることに決めた。とても遅い決断だったが。

・・・今更だが、人間共がもう少し家に居られたら、今後の朱華の生活は、ほんのちょびっとだけは、マシになるかもしれない・・・と願う。本当の本当に、今更なのだけれど。

朱華、ごめんね。

診療費

項目 内訳 小計
再診料 1,000×1 ¥1,000-
糞便検査料 500×1 ¥500-
レントゲン検査料 4,500×1 ¥4,500-
投薬料 210×7 ¥1,470-
合計   ¥7,470-

*1:12月2日

*2:もっとも、朱華の場合は年中無休。レティが頻繁に応えるようになったのが、繁殖期突入の合図だったのかもしれない。

*3:「そんなに一人がいいなら、一人にしてあげるからそこで寝なさい!」と怒られたのである。うっかり指に乗ったがために、そのままケージを移されたレティ。未だケージ内に入ってくる手に警戒している(苦笑)。

*4:レティは雛換羽中だったので、2005年秋生まれ確実だが、朱華は若鳥の姿をしていたので、2005年春生まれか2004年秋なのかそれ以前か、定かには分からない。昨年産卵しなかったのも、そのせいかもしれない。

*5:すぐに抜けるような羽根なら抜くが、翼先端部など、我が家の腕では抜けない羽根もあるので、その場合切るしかない。いずれにしても処置しないと次々隣り合う羽根を曲げ続け、最後には全滅の憂き目を招き寄せるのである。

*6:天井から13〜15cm、文鳥が普通に止まっている時の体高の1.5倍程度下。

*7:例年通り、20度に設定していた。

*8:骨折箇所によっては、テーピングでの固定治療も可能なのだが、今回の場合は無理だった。

*9:複数の複。一つの骨が二つ以上に骨折したもの。

*10:一つの骨が二つ以上に骨折した上に、筋肉や靱帯をも損傷し、皮膚を突き破るようなもの。

*11:昆虫飼育用プラケース。鈴木プラケースの小サイズ(225×150×157mm)。

*12:底敷きは糞の色確認用にキッチンペーパー。小餌箱は裏からセロハンテープで固定。コンビネーションフィーダーは天網に穴を開けて設置。サーモスタッドと温度計用のセンサーも同様に穴を開けて通し、天窓にはハンカチを乗せて、そこからは逃げ出せないことを通達。