2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

爪切りはいつも大騒動

我が家のルールでは、素肌に触れてちくちくするようになったら“爪切り時”としている。たぶん、割とこまめに切る方だろう。何故なら、レティの爪は伸びるのが早いから(溜め息)*1。他に文鳥を飼ったことがないので、二羽の間での比較に過ぎないが、我が家比1.35倍の伸び(微妙な数値にしてみた・汗)*2。一度、深爪し過ぎてレティに出血させてしまったため、非常に嫌がられているのだが、それでも爪切りをしない訳には行かず。。。*3

文鳥たちも嫌だろうが、私だってやりたくない!*4

しかし、「発情抑制だけでなく、爪の伸びも抑えてくれまいか・・。」と、ほんのり期待していた自然木止まり木の使用による爪研ぎ効果は・・・いまいち・・不明*5。一〜二週間程度、爪切り間隔が開くかどうか、といったところかなー(謎)。

やはり、観念して爪切りを決行せねば。。。ということで、先週木曜日は朝から爪を切ることに相成った。

爪切り大騒動


爪切り前のレティ

爪切り後の朱華
本当に嫌な記憶というものは決して忘れないようで、文鳥たちは爪切りの入った引き出しをよくよくよく・・覚えている(笑)。日頃から、その引き出しを開けるとちょっと身構えて背伸びをし、覗き込むのが常。ましてや爪切りを出そうものなら何をか言わんや(笑)。

しかし。どんなに大慌てで逃げ出そうとも、ほんの暫くすると戻って来るのが(笑)。人間共が爪切りするだけの場合の方が多いので、甘い期待をするのだろうか(謎)。でもやる時はやるもんね!(笑)

子犬ちゃんと示し合わせ、まずは不意打ちでレティをとっ掴まえる。いつもレティが先、とろい朱華は後(笑)。ところがどっこいレティの艶ぴか羽根、手触りは最高なのだが、そのお陰でつるつる滑って鰻のように身をくねらせて逃げられることもしばしば。なので、慎重に慎重に位置を整えねばならぬ(真剣)。(真剣)。(真剣)。

・・・真剣に慎重に首根っこを押さえたつもりなのに、気付くと何故か表裏が逆!(滝汗)手の平側に足とお腹を隠している!!(呆然)*6

むーーー。

実は、こういったこともしばしばある(む)。更に云えば。これで転換に失敗、逃げられてしまい、爪切り延期になることもある(滝汗)。私の運動神経にも問題があろうが、文鳥たちも良く頭が回ることよ。。。でも駄目!爪切り出来ないやんけ!!

逃さないよう、またしても慎重に裏表を引っ繰り返す。当然、反抗して大騒ぎだが、無視無視無視っ!
「それじゃあ切れないでしょー?!」
(切らなくていいじゃんっ!)
「ちょっとじっとしてて!」
(やだやだやだっ!!)
「すぐ終わるからっ!!」
(嘘吐きーーっ!)
・・・じたばたじたばた藻掻き続ける文鳥の気持ちは、こんなところか(溜め息)。

それでも何とか保定する*7と、今度は噛み噛み攻撃に耐える時間が到来。抗議の気持ちをきりきりと嘴に込めて、思いっ切り噛み付くのである。さすがに痛い(涙)。

完全仰向けは嫌だろうと、なるべくのけぞってる程度に位置取りしたり。爪切りぴかぴかは怖いかもしれないと、空いた右手で頭を覆って視界を遮ったり。色々やってはみるのだが、「何をしようと嫌なものは嫌っ!」との仰せで。。。仕方なく、「はいはいはい。もうすぐだからねー?」とかなんとか。調子の良いことを言ってあやしつつ、抗議の噛み噛みに耐えるのである(やれやれ)。

体質的に痛みに鈍い私。痛いことは痛いが「痛いなー(困惑)。」程度なのが幸いというべきか(謎)。いや、痛いんですけどね、やっぱり(汗)。嘴形くっきり付いてるし(汗)。

でも、私のお陰で文鳥たちは声を上げられず、子犬ちゃんは切ることだけに集中出来るとも言える(どうだ!)。血流を透かし見つつ、ちょっとずつ切るのだが、一々鳴き叫ばれたら心臓に悪い(感謝を強要しておこーっと・笑)。

ぱちぱちぱちん・・・切り終わった後には、くちゃくちゃ文鳥の一丁上がり*8。あまりに藻掻きまくるからである(笑)。でも、そんなの気にもせず、そのまま素っ飛んで逃げるのが恒例(苦笑)。そして、すぐに戻って来るのも恒例(笑)*9

文鳥それぞれなので一慨には言えないだろうが、我が家の文鳥たちは、爪切りによって人間嫌いになったりはしないらしい。また、大雑把な性格が幸いしてか、てんかん様発作を起こしたりもしないお陰で、こんなに下手くそな保定でもなんとかなっているのだろうね(汗)。

・・・もちろん、爪切りをちゃんと片付けるかどうかは、真剣な目で見届けられてはいるけれども(やれやれ)。

*1:異常に早い訳ではない。念のため。

*2:繁殖期の間は、レティより多く卵を産むせいで、朱華のカルシウムと蛋白質は不足しがちなため爪の伸びも遅く、比較不能

*3:その顛末はごめんよごめんよごめんよぉ(涙)というエントリにて。

*4:周知の通り、爪が伸び過ぎると事故の元となりやすいのである。放鳥時の危険のみならず、ケージ内でも金網の繋ぎ目に足を引っ掛けたりする場合があるのだ。窓の外に烏の影が映ったとか、不意に鳴る車のクラクションとか、ちょっとしたことで飛び上がって驚き、ケージにしがみつく文鳥たち。そんな時に、万が一引っ掛かって暴れたりしたら・・・即捻挫、骨折の危険性が伴ってしまうのである(うーむ)。

*5:レティが暫く自然木止まり木を拒否していたために、どうにもよく分からないのである。

*6:深爪出血事件以降、飛蚊症の影響で近くにピントの合いにくい私は保定係、子犬ちゃんが切る係となっている。本当は、子犬ちゃんの方が保定は上手なんだけどね(遠い目)。

*7:保定のコツはくしゃみ鼻水そのう炎?!というエントリの“診察:レティの場合”という部分に記載済み。

*8:ちなみに。レティの場合、盛大に藻掻いてくしゃくしゃ羽根になっても、すぐに元通り。だが、朱華の場合・・・しばらくはくちゃくちゃのまま(遠い目)。

*9:特にレティは。自分が終わったからと云って、素早くUターンしてきて、保定されている朱華を横合いから突いてみたりするのである(汗)。こればっかりは、どういう神経なんだか謎!助けだそうという風には見えないし。。。(うーん)。