2x2...人と文鳥の小さな群れ

シルバ@blanccasseのための備忘録

アウターバードバスへの道・続き04

申し訳ない(ぺこり)。朱華の初産卵騒動に引き続き、激務に追われていたとは云え、また随分とんでもなく間が空いてしまった。

で、“アウターバードバスへの道”。レティは若さに物を言わせたのか、さっさと水浴びするようになったが、朱華は臆病でちっとも入らない。さて、どうしよう。アウターバードバス内が楽に覗けるよう、手前ぎりぎりに片止め式止まり木を付けてみようか・・・というところで、前回は終了。これまでの経緯は下の方に“関連エントリ”として纏めてあるので、ご興味の方はどうぞ。

しかし。既に私もこの頃のことは記憶の彼方へ霞みつつ・・・いやいや!記録しておかねば(焦燥)。今回で終わらせるぞー!(決意)

アウターバードバス設置八日目(たぶん)

前日の人間会議での決定通り、朝の世話時間に新たな止まり木を設置する。私と子犬ちゃん、二人して上から横から正面から覗き込んで、あーでもないこーでもない(笑)*1。その間、文鳥たちは(まだ手乗りではなかったので)迷惑そうに上段止まり木に避難。レティは身を乗り出しつつ。朱華は身を引きつつ。それでも二羽寄り添って、胡乱そうな視線だけはお揃いで(笑)。緊張した様子で作業を見守っていた。

その後。定位置から観察してみると、レティは多少の躊躇は見せたものの、すぐに水浴びを開始したのであるが、朱華には全く浴びる様子がない。設置した止まり木には警戒を見せずに止まるのに、ちっとも中に入る様子がないのである。しかも、レティの水浴びが終了すると、自分もさっさと上段止まり木に帰り、後は一切無視(がっくり)。

唯一の救いは、確実に昨日より間近で覗き込んでいること。勿論、飛沫が掛かる度に逃げてはいるのだけれど、二・三歩退くだけで戻って来ていること・・・だけ(苦笑)。

アウターバードバス設置十二日目(たぶん)


まだまだ遊ぶの♪取らないでね?(朱華)

そんなに面白いかなぁ?(レティ)
この日。遂に遂に。朱華が初水浴びをした!ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!(笑)

何日も費やしながら、やっと、アウターバードバス手前の止まり木から、アウターバードバス入り口に脚を掛けられるようになり。それでも入り口に止まった瞬間に踵を返すことを繰り返し・・・ようやく(感涙)。

もちろん。初水浴びも、真っ直ぐ入って素直にした訳ではない。それまで同様、上段止まり木→下段止まり木→アウターバードバス前止まり木→下段止まり木→上段止まり木→・・・と何度も往復*2し、途中でアウターバードバス前止まり木からケージ側面に飛び移って覗き込んだり、アウターバードバス入り口に止まっては踵を返したり、水に嘴を浸けてみるだけで止めてしまったり、そういった逡巡を散々やり尽くし、「あぁ・・今日も駄目だったか。」と落胆していたところだったのである。だから、感動もひとしお(泣)。

でも。何か(汗)。

レティと比較すると、巻き上げる水の量も少なく、ちょちょっと浴びては一端出て、また入ることを繰り返す割に・・・思いっ切りびしょびしょなのである(げ)。羽根がちっとも水を弾かないようで、まるっきり濡れ鼠(唖然)。※参考画像はこちら1/17リンク修正済。ごめんなさい(汗)。

そ・・そりゃあ大変だね(汗)。ぷるぷるしても暫く乾かないから、寒くて震えちゃうし、そりゃあもう、入るのに決心が必要だろうさ(納得)。

でも・・・なんでこんなに違うのっ?!(謎)

最初は羽根が汚れ過ぎていたのかと思った。水浴びしていない期間が長かったから。次には尾脂線が詰まる病気なのかと考えた。実際、幾ら羽繕いしても乾かないから。しかし・・・その後の通院時、ついでに医師に確認したところ、「羽繕いが下手なんですね。」という衝撃の結果が判明(滝汗)。尾脂線なんて綺麗なもので、ちぃーとも詰まってなんざぁいないんだってさー!(恥)

現在はもう少しだけマシ。多少は羽繕いも上手くなりつつ・・あると信じたいだけかもしれないが(汗)。羽繕いってーのは、突くだけでなく、羽根を一本一本梳くようにしなきゃいけないのだ、なんてことは、人間である私には教えられないのでなー(溜め息)。そして、ほんの少ーし水浴びに対する警戒心も薄れつつある(たぶん)。

鳥それぞれ

こうして二羽揃ってアウターバードバスでの水浴びが出来るようになった訳である。が。本当に鳥それぞれ。個性色々。千差万別。

結局、レティのように、「この世の全ては俺様のもの!自分に悪いことなんて起こる訳がない!」と信じられるタイプなら、何も問題はないのだろう。けれど、朱華のように、まず、そもそも「薄暗い閉じた空間に入るなんて怖い!」タイプだったり、「水浴びはしたいけど、ぐっちょりの時に何かあったら、どうやって逃げたらいいの?」タイプだと、当鳥に大丈夫だという確信が得られるまでは、中々に難しいだろう。

他にも、アウターバードバスを使用出来ない、当鳥なりの原因というのは、きっと色々あると思われる。それを何とかしてやることさえ出来たら。。。ただ、人間というのは、人間同士の気持ちでさえ、推測するのが下手な生き物だからねぇ(溜め息)。ほんとうに、我が家にレティが居てくれて良かったよ(しみじみ)。でないと、現在も朱華は水浴びをしない子だったかもしれない(苦笑)。

*1:このHOEIケージ付属の片止め式止まり木。金網を挟んで留めるのだが、プラスチックの留め具兼ホルダーが結構大きくて、思ったよりぎりぎりには留まらず苦労したのである。しかも。そのままではちょっと長過ぎるので、餌箱に当たらない程度に端を切り落とし、ケージ正面側から数えて3つ目の隙間に設置した・・・はず(その頃は、いまよりもアウターバードバス寄りだった・汗)。

*2:ちなみに。これは現在でもやる(汗)。レティと違って、この儀式をやらねば踏ん切りがつかないらしい。